福岡で開催される「バロック音楽の夜 2025」の魅力とは

福岡を拠点とするIT企業、メディアファイブ株式会社が主催する古楽コンサート「バロック音楽の夜 2025」が、2025年6月5日（木）に福岡市健康づくりサポートセンターのあいれふホールで開催されることが発表されました。このコンサートは、企業の社会的責任（CSR）の一環として文化活動を支援するメセナ活動の一環であり、音楽を通じて地域貢献を目指しています。

開催概要

- 日程: 2025年6月5日（木）18時30分開場・19時00分開演
- 会場: あいれふホール（福岡市健康づくりサポートセンター 10階）
- 主催: メディアファイブ株式会社コンサート実行委員会
- 後援: 福岡市／（公財）福岡市文化芸術振興財団

このコンサートは、2024年に人気を得たシリーズの第2弾として行われ、J.S.バッハやH.パーセルといった名曲が取り上げられます。特に注目すべきは新たに設立されたリコーダーコンソート「ザ・プログレッシヴ・バロッカーズ：コンソートFUKUOKA」の初演です。メディアファイブの創業者である上野英理也氏も参加し、企業文化と音楽の融合を図ります。

プログラムの特色

今回のコンサートでは、ヨーロッパの歴史的な音楽や、地域に根ざした音楽文化に焦点を当てたプログラミングが計画されています。バロックやルネサンスの舞曲が用意され、多様な層が楽しめる内容となっています。特にリコーダーコンソートの演奏は、聴衆に新しい音楽体験を提供すると期待されています。

珠玉の楽曲が織りなす演奏会では、古楽器の美しい響きや豊かな表現力が魅力です。また、演奏者は日本国内外で高い評価を受けている実力派ばかりで、例年にわたり音楽祭や演奏会に出演しているメンバーがそろっています。

出演者一覧

- 山本徹（チェロ）
- 根本卓也（チェンバロ）
- 古橋潤一（リコーダー）
- 上野英理也（リコーダー）
- HAMA（パーカッション）
- 倉田輝美（ヴァイオリン）
- 松隈聡子（ヴィオラ）
- 太田耕平（リュート）
- 神野和美（リコーダー）
- 渡辺浩行（リコーダー）

コンサートでは、J.S.バッハの『ゴルトベルク変奏曲』や、H.パーセルの『シャコンヌ』といった名曲が演奏され、古楽ファンにとっては見逃せないプログラムです。

チケット情報

チケットは全席自由席で、整理券が配布される方式が採用されています。一般チケットは前売り4,000円、当日4,500円で販売予定です。また、中学生以上は2,000円、小学生は1,000円で購入可能な学割も用意されています。チケットは早めに売り切れることが予想されるため、事前の予約をお勧めします。

チケット購入は、チケットぴあやメディアファイブの特設ページから行えます。これを機に、バロック音楽の魅力に浸りながら、福岡での特別なひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。

企業のCSR活動としての意義

メディアファイブは、音楽や文化活動を通じた地域貢献を重視し、毎年音楽コンサートを開催しています。このような活動を通して、地域の人々に文化的な価値を提供するとともに、社会への還元を目指しています。新たな世代へと引き継がれていく音楽の魅力を、こうした機会を通じて感じていただければと思います。

この「バロック音楽の夜 2025」は、古楽を愛する全ての人にとって注目のイベントです。ぜひ、会場でその魅力を感じてみてはいかがでしょうか。