日中助産師相談の拡大
株式会社Kids Public(本社:東京都千代田区、代表:橋本直也)は、オンライン健康医療相談サービス「日中助産師相談」の相談日を2026年4月1日より、月・水・金曜日から平日毎日へと拡大することを発表しました。このサービスは、妊娠中や育児中の疑問や不安を解消するために、助産師との相談を可能にします。
相談日が週3日から平日毎日へ
従来の相談日は月曜日、水曜日、金曜日の3日間でしたが、今後は平日の月曜日から金曜日までとなります。相談時間は、従来と同様に午後1時から午後5時までで、祝日や年末年始を除いて利用可能です。
「日中助産師相談」とは?
「日中助産師相談」は、LINEやメール、電話、ビデオ通話を利用して、専門的な知識を持つ助産師と直接やり取りができるサービスです。これにより、妊娠中の体調や育児に関するさまざまな質問を気軽にすることができます。特にチャット形式での相談は、時間内であれば何度でもやりとりができるため、多忙な育児中の保護者にとって大変便利です。
拡充の背景
このサービスは、2021年に神奈川県横浜市港北区で試験的にスタートし、2023年に本格的に自治体向けに導入されました。厚生労働省の「妊娠期から子育て期にわたる支援」のリーダビリティ向上に向けた施策の一環として、多くの自治体が育児相談会や健診支援を行っていますが、実際には人手や予算の制約が課題になっています。
特に、共働き家庭や核家族が増える中で、身近に相談できる相手がいない家庭も多く、オンライン相談のニーズは高まっています。これらの社会的背景を受けて、日中助産師相談が平日毎日対応に拡充されることになります。
相談内容と利用状況
2021年から2025年の間に寄せられた相談件数は6,547件にのぼり、これは週あたり平均31.5件に相当します。特に0歳児の保護者からの相談が76%を占めており、最も多いテーマは「育児相談」で47.2%、次いで「離乳食に関する相談」が16.7%という結果が出ています。そのため、個々の家庭の状況に応じた具体的なアドバイスが求められています。
オンライン相談からの期待
このサービスは、対面での支援が難しい方々への新たな選択肢を提供します。相談の際に他の利用者と顔を合わせたり、交渉したりする必要がなく、匿名性が保たれるため、気軽に相談できるのが大きな強みです。
導入自治体の中には、妊産婦や子育て世代へのリアルタイムの支援体制の必要性を強調する声もあり、このサービスの充実を期待しています。
助産師からのメッセージ
「日中助産師相談」の運営を担当する助産師の太田氏は、相談日を拡充できることを心から喜んでいます。助産師は、妊娠中の体調の変化や育児、心の問題など多岐にわたる相談に対応可能です。支援を必要としている方々が安心して過ごせるよう、しっかりと寄り添ってサポートしていくと語っています。
会社情報
Kids Publicは、2015年に設立され、小児科医の橋本直也が代表を務めています。オンライン健康相談という新しい形態を確立し、現代の育児における新たな支援体制を構築間違いない形で提供してきました。これからも、すべての人々が安心して育児を進められる社会を作るため、さまざまな活動に取り組む予定です。
お問い合わせ
「日中助産師相談」についてのお問い合わせは、株式会社Kids Public広報室へ直接お尋ねください。