ウルテクがHubSpotと連携
ログリー株式会社が提供するアカウントインテリジェンスツール「ウルテク」は、2024年10月1日からHubSpotとの連携を始めます。このコラボレーションにより、企業はHubSpotに蓄積された情報に、自社サイト外でのインテントデータを付与することができるようになります。これにより、より深い顧客理解に基づいたOne to Oneのアプローチが可能になり、商談獲得率が向上することが期待されています。
アカウントインテリジェンスツールとは?
アカウントインテリジェンスツールとは、ターゲット企業のニーズや購買意欲をデータ解析によって可視化し、マーケティングや営業活動をより効果的に行うための支援をするものです。ウルテクは、インテントデータを活用し、法人営業を行う上での新たな視点を提供します。
連携の背景
近年、多様化する顧客ニーズを的確に捉えることがBtoB企業にとって大きな課題となっています。従来の手法では、自社サイトのデータだけでは不十分でしたが、ウルテクとHubSpotのデータ統合により、サイト外での顧客行動をも把握でき、セールス活動を行うタイミングが明確になります。
ウルテクとHubSpotとの連携の特長
1.
個人レベルのインテント分析
HubSpotの顧客情報をウルテクに取り込むことで、個々の顧客のWebサイト外での行動意図を分析し、高精度なアカウントインテリジェンスを実現します。これにより、最適化されたセールスが可能になります。
2.
自社サイト外のインテントの即時検知
自社サイトへの訪問がなくても、顧客の行動をリアルタイムで検知可能です。特定の行動があった際に、Slackやメールでセールスチームに通知を行うため、顧客の需要が高まっているポイントを見逃しません。
3.
企業フィルタリングの強化
HubSpotに登録されている情報に加え、独自のインテントデータやスコアリングを用いて、より精度の高い顧客リストを作成します。これにより優先度の高いリードを効率よく抽出し、営業活動の工数削減が図れます。
利用シナリオの具体例
例えば、企業が「最近、自社サイトに訪れていないがニーズが高まっているリード」を把握したい場合、ウルテクでは「競合サービス名」や「関連キーワード」を過去3日間に検索したユーザーを特定し、その結果を即時に営業チームに通知。これにより、迅速なアプローチが可能となり、大きなビジネス機会を逃すことがなくなります。
今後の展望
今後はHubSpotからのデータ取り込みに加え、ウルテクのインテント情報をHubSpotへ出力できるように改善を進めます。そして、SalesforceやKintoneなどとのさらなる連携を強化し、より多角的なビジネス戦略を展開します。
ウルテクについて
ウルテクは、AIを駆使して自社サイト内外における顧客行動をリアルタイムで分析します。隠れたニーズを捉えることで、最適なタイミングで効果的な営業活動を行うことを目指し、営業成果の最大化を実現します。
お問い合わせ
メディア関係者やサービスに関心を持たれている企業様は、以下の連絡先にお問い合わせください。
ウルテク事業責任者: 井上 翔太
メールアドレス:
[email protected]
最後に
ウルテクとHubSpotの連携は、営業活動の新たな可能性を引き出し、顧客との関係構築を強化する重要な一歩です。今後の展開に注目が集まります。