新刊『ぼくたちのヒミツのおかたづけ』が登場
2025年4月16日、岩崎書店より新しい絵本『ぼくたちのヒミツのおかたづけ』が発刊されます。本著は、著者くらしまかずゆき氏が手掛けた作品で、子どもたちに「お片付け」を楽しく学んでもらうことを目的としています。
絵本のストーリー
本書は、主人公の少年とその犬ポチが海賊ごっこを楽しむ様子から始まります。二人は、家の中のさまざまなものを使って想像力を働かせ、冒険に出発します。しかし、遊んでいる最中にママから「片付けはしたの?」との連絡が。ここから、物語は子どもたちに「お片付け」の重要性を伝えるための教訓へと進展します。彼らは遊びの延長でお片付けをどうやって行うかに挑戦し、子どもたちにその楽しさを伝えます。
おかたづけをポジティブに捉える
「片付け」という言葉は多くの子どもにとって嫌悪感が伴うものでしょう。本書では、子どもたちが遊びの中で自然とお片付けに目を向けることを目指し、そのプロセスを楽しい経験に変えていきます。絵本の中では、主人公が遊びに夢中になるあまり、お片付けを後回しにする姿勢も描かれており、リアルな子どもたちの心理を反映しています。
絵本の魅力
この絵本には特別な仕掛けも用意されています。読者は絵本の中に隠されたQRコードを通じて、BGMを聴くことができます。これにより、物語の世界にさらに没入しやすくなる工夫がなされています。ページをめくるごとに広がる奇想天外なシーンや、その中で織りなされるお片付けのアイディアは、子どもたちの想像力をかき立てることでしょう。
著者について
くらしまかずゆき氏は1970年に長野県松本市で生まれ、上京してゲーム業界でキャラクターデザイナーおよびイラストレーターとして活躍しています。彼は、「LIVE A LIVE」や「スーパーマリオRPG」など多くの人気ゲームのキャラクターデザインを手掛け、また絵本や広告のアニメーション制作にも携わっています。多岐にわたる彼の創作活動は、ジャンルを超えた幅広さを持ち、読む人々を魅了し続けています。
最後に
『ぼくたちのヒミツのおかたづけ』は、子どもたちの生活にポジティブな影響を与えることを目的とした絵本です。全国書店やネット書店で手に入れることができ、価格は1,540円(税込)。多くの子どもたちに、楽しくお片付けを学んでもらえる一冊になることでしょう。ぜひ、手に取ってその世界観を楽しんでみてはいかがでしょうか?