サーバーワークスが提供する新たなAWS運用代行サービス
株式会社サーバーワークスは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の運用代行・監視サービスを大幅に拡充し、特に「シナリオ監視」機能を導入しました。この新機能により、企業はより精密なユーザー体験の監視が可能となり、迅速な障害対応やパフォーマンスの最適化が期待されています。
サービス拡充の背景
サーバーワークスは、これまでAWSの運用代行サービスを提供してきましたが、クラウドサービスの普及とともに企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進展する中、さらなるサービスの強化が求められていました。新たに導入された「シナリオ監視」は、これらのニーズに応えるための重要な取り組みの一つです。
シナリオ監視の特徴
新たに追加されたシナリオ監視は、ウェブサイト上でのユーザーの行動を模した監視を実現します。これにより、ユーザーエクスペリエンス(UX)のクオリティを向上させることが可能です。具体的には、以下の機能が追加されました。
- - ログイン認証の監視:ユーザーがログイン後にページが正常に表示されるかを検証。
- - 重要操作の監視:注文フローやその他の重要な操作が正しく完了するかをチェック。
- - パフォーマンス測定:ページの応答速度や処理の遅延を測定し、アラートをカスタマイズ可能に。
これらの機能によって、潜在的なシステム障害やUXに関する問題を早期に特定し、企業は迅速に対処できるようになります。
シナリオ監視の活用事例
具体的な活用例として以下のようなシナリオが挙げられます。
1.
ECサイト:ログインから商品の閲覧、注文までのフローを監視し、応答時間などをリアルタイムで確認。
2.
会員制サービス:会員のダッシュボードやコンテンツが適切に表示されるかを監視。
3.
B2B業務系システム:複雑な業務フローを監視し、業務の円滑な進行をサポート。
料金プランの案内
シナリオ監視の料金プランは、監視プランが1.5万円(最大5ステップ)で、監視運用プランが3万円(同じく5ステップまで)となっています。また、追加のステップに関しては1ステップにつき5千円で提供される予定です。
リリース記念キャンペーン
新サービスのリリースを記念して、シナリオ監視機能の追加料金が3か月間無料となる特別キャンペーンが実施中です。このキャンペーンは現在の利用者だけでなく、これからサービスを導入する希望者にも適応されますが、先着順に受付を行うため早めの申し込みが推奨されます。
株式会社サーバーワークスの概要
サーバーワークスは、「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」というビジョンを掲げて2008年に設立されました。AWS専門のクラウドインテグレーターとして、これまでに1380社以上のクライアントに23100を超えるプロジェクトを提供してきました。また、2014年からはAWSの最上位パートナーとして認定されています。今後もサーバーワークスは、お客様のクラウド運用を支援するための新たなサービスの開発を続けていく予定です。