地震対策の新スタンダード「WUTEC-5.0」
2024年8月1日、株式会社タカミヤが新たに投入するのは、地震による住宅の倒壊被害を軽減するための画期的な製品「WUTEC-5.0」です。この製品は、地震大国である日本において、安心して暮らせる住まいを実現するために開発されました。WUTEC-5.0は地震の振動エネルギーを効果的に吸収し、耐震性と制振性を向上させることで、新たな防災対策の次元を提供します。
WUTEC-5.0の特長
WUTEC-5.0は、国土交通大臣によって認定された壁倍率4.8を誇り、揺れを吸収するスケーリング・フレームを搭載しています。これにより、余震から大地震にいたるまでの様々な揺れに対応可能です。特に、震度6強から7の地震でも倒壊や損傷が起こらない耐震等級3に貢献し、住宅の安全性を高めます。
制振性能の向上
この新製品の最大の特長は、制振性能にあります。WUTEC-5.0は小さな揺れには耐震性を、高い揺れには制振機能が発揮される仕組みになっています。これにより、従来のWUTEC-SFに比べ約2倍の強度を実現しました。多様な震度や揺れの速さに柔軟に対応できる点が、この製品の卓越性を物語っています。
高い耐久性
WUTEC-5.0はその耐久性にも優れています。速度、温度、時間の依存性が低く、長期間の使用が可能です。これにより定期的なメンテナンスの手間が省け、安心して長く住み続けることができるのです。
簡単な施工とコスト削減
タカミヤは、WUTEC-5.0を導入することで施工の効率も大幅に改善しています。従来は4基必要だった設置数が2基まで削減され、部材もスリム化されることで設置コストも大きく減少しました。特殊工事や補強も不要なため、施工はスムーズに行えます。
タカミヤの思い
タカミヤは、安全を売る企業として、震災を避けることが困難な現実を受け入れています。しかし、震災後の被害を最小限に抑えるための取り組みは十分に可能です。「愛する人を守り、安心して暮らせる環境をつくる」という信念のもと、地震対策住宅の普及に全力を注ぎます。すべての住まいが地震から守られることを目指し、これからも努力を重ねていきます。
会社情報
- - 社名: 株式会社タカミヤ
- - 代表者: 髙宮 一雅
- - 本社所在地: 大阪市北区大深町 3-1 グランフロント大阪 タワーB27 階
- - 設立: 1969 年 6 月 21 日
- - 資本金: 10 億 5,214 万円
- - 従業員数: 753 名(連結従業員数 1,327 名)
- - 事業内容: 仮設機材の開発、製造、販売及びレンタル、仮設工事の計画、設計、施工
- - 公式サイト: タカミヤ