コラボレーションで生まれる新しいスイーツ
北海道・倶知安町に位置する「お菓子のふじい」は、70年以上の歴史を持つ老舗の菓子店です。この度、同店と真狩高校の生徒たちが手を組み、地域の素材をたっぷり使った新作マドレーヌ、すなわち「かぼちゃマドレーヌ」と「さつまいもマドレーヌ」を共同開発しました。
発売は2025年11月8日。このラインナップでは、どちらのマドレーヌも地元のかぼちゃやさつまいもを使い、地域の特産を生かしています。食の安全性を重視し、グルテンフリーやカゼインフリーといった選択肢を提供する姿勢も見逃せません。
地元を盛り上げる想い
「地域を元気にしたい」という真狩高校生の熱い想いから、このマドレーヌが誕生しました。生徒たちは、自分たちの手で地元の魅力を伝えられるお菓子を作りたいと考え、レシピ作りに挑みました。
実際には、お菓子のふじいが何度も試作を重ね、生徒たちの意見を取り入れながら、最終的な商品へと仕上げていきました。このようなコラボレーションは、地域の食への愛情を再確認する良い機会ともなっています。
食材の強みを生かした味わい
「かぼちゃマドレーヌ」と「さつまいもマドレーヌ」には、それぞれの素材が全体の約4分の1も含まれています。かぼちゃには香ばしいかぼちゃの種がトッピングされていますし、さつまいもにはごまが加わり、見た目にも美しく、香ばしさを引き立てています。
さらに、甘さにはさとうきび由来の砂糖を使用し、国産バターを贅沢に使ったことで、しっとりとした食感と上品なしゃり感が生まれています。どちらのマドレーヌも、食べる人にやさしい味わいを提供してくれるはずです。
教育と地域振興の新たな形
このプロジェクトはまた、真狩高校での食の学びと地域創生の一環としても重要です。「総合実習」という授業の中で、これらのマドレーヌが共同開発され、企業と生徒たちのタッグが新しい商品へと形を変えました。
この取り組みは、生徒たちに地元の資源と文化に対する理解を深めるだけでなく、地域の未来につながる学びの機会を提供するものです。彼らが地域を誇りに思えるきっかけとなることでしょう。
販売について
発売日は2025年11月8日、価格は各280円(税込)。販売場所は「お菓子のふじい」の店舗(北海道虻田郡倶知安町北1条西3丁目)及び、真狩の道の駅フラワーセンター、または公式通販サイトでも購入可能です。ぜひ、新しい地元の味をお試しください。
お菓子のふじいについて
この老舗菓子店は1950年に創業し、地元の素材を生かしたお菓子づくりに逆行しているのが特徴。お菓子を通じて人々のやさしさをつなぐことを理念に、安心でおいしいお菓子を提供しています。
詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
お菓子のふじい公式サイト
真狩高校について
真狩高校は、農業高等学校で農芸科学科を擁し、有機農業や製菓に特化したコースがあります。地域と連携し、実践的な教育を推進している学校です。
詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。
真狩高校公式サイト