若手俳優の発掘と育成を目指す「私の卒業プロジェクト」が5年目に突入し、新たな作品「こころのふた~雪ふるまちで~」が始動しました。制作は映画やドラマ、CMを手がける制作プロダクション「The icon」と、小学館のプロデュースチームによって進められています。このプロジェクトは、14歳から24歳までの若者を対象に、所属事務所の垣根を超えて才能を見出す機会を提供することで、多くの若者から支持を集めています。これまでに多くの新たな才能がこのプロジェクトから羽ばたいてきました。
「私の卒業プロジェクト」とは?
「私の卒業プロジェクト」は、若手俳優の登竜門として位置づけられており、参加者は毎年全国でのオーディションを通じて選ばれます。2020年に始まったこのプロジェクトでは、累計3200人以上の応募者の中から選ばれた精鋭たちが多彩なワークショップで技術を磨き、さまざまなジャンルで活躍しています。
映画「こころのふた」について
新作映画「こころのふた~雪ふるまちで~」は、高校卒業を控えた生徒たちを主人公とし、彼らの揺れ動く心情や人間関係を描く青春群像劇です。新潟市と燕市を舞台に、地元の豊かな文化と直面する社会問題をテーマにしています。進路や人間関係の変化など、卒業を控えた彼らに訪れるさまざまなドラマが展開され、観客に感動を与えるストーリーが語られます。
参加キャストには、プロアマ問わずオーディションで選ばれた22名が名を連ね、その中には NGT48の小越春花やミスマガジン2023グランプリの今森茉耶など、各界から期待される若手が集結しています。特にSNSでのフォロワー数は300万人を超え、Z世代から熱い支持を受けています。
地方創生への取り組み
「私の卒業プロジェクト」では、映像制作を通じて地方創生に寄与することも重要なテーマです。過去の作品制作では、各地の自治体と連携し、地域の魅力を伝える活動を行ってきました。第5期の新潟市での制作もその一環であり、地元の人たちとの共演や地域協力が実現しています。
出演者たちの思い
主演の小越春花さんは、「新潟でのオーディション参加を決めたことで、私自身もこの作品を通じて成長したい」と語っており、多くの若者が夢を追いかける姿を伝えたいと意気込んでいます。また、白石学役の下川恭平さんは、「この作品に全力で取り組むことで、観客に感動を届けたい」と述べるなど、キャスト全員がプロジェクトに懸ける強い思いを抱いています。
作品を通じて、共感を呼ぶメッセージとともに若者たちの成長を描く「こころのふた~雪ふるまちで~」。この作品がどのような感動を生むのか、今からその公開が待ち遠しいです。観客が新潟の文化や風景を共に味わいながら、彼らの青春劇を楽しむ姿が想像されます。これからの制作過程やキャスト、スタッフの奮闘に期待が高まる一作となることでしょう。
作品概要
- - 脚本: 高石明彦
- - 監督: 北川瞳
- - 音楽: 平野真奈
- - 制作: The icon
新潟での素晴らしい景色と感動的な物語が織り成すこの作品に注目です。若手俳優たちの活躍を期待しましょう。