DNX Venturesの新ファンド
2025-08-25 12:04:48

DNX Ventures、24.7億円の日本アネックスファンドを設立し企業支援を強化

DNX Ventures、4号日本アネックスファンド設立



東京とシリコンバレーを拠点とするベンチャーキャピタルのDNX Venturesが、24.7億円を投じた「4号日本アネックスファンド」を成立させました。このファンドは、既存のメインファンドに所属する企業への追加投資を主な目的としていることが特徴です。

同社は2024年に完了した3号日本アネックスファンドの成功を受けて、新たな資金調達を行う運びとなりました。具体的には、日本の既存投資先企業の調達額が右肩上がりにあることから、即座に全額を出資する決定を下しました。これにより、アーリーステージのスタートアップへの投資を強化し、シードからレイター段階までの企業に対する伴走支援体制をさらに向上させることができるようになりました。

4号日本アネックスファンドは、DNX Venturesの既存のメインファンドからの追加出資を行う専用ファンドであり、すでに株式会社カケハシのシリーズDラウンドにおいて成功裏に投資を実施しています。同社は約140億円を新規の投資家から調達しており、このようにして企業の成長を一層支援していくことが見込まれています。

組織体制の強化



また、DNX Venturesは組織体制の強化も発表しました。白石由己氏はPrincipalからPartnerに昇格し、新田修平氏はInvestment VPからPrincipalに昇格しています。これにより、投資先企業に対する支援体制がさらに強化され、日本のスタートアップエコシステムの発展にも寄与することを目指しています。

DNX Venturesの歴史と成績



DNX Venturesは2011年に設立され、シリコンバレーと東京でB2Bスタートアップへの投資を行っています。これまでに、4つのメインファンド及びアネックス・シードを含む計12のファンドを運用しており、総額で約1010億円を投資しています。特に、232社のスタートアップ企業に対する投資記録は目を見張るものがあります。その中で、日本国内の企業が109社に上ります。また、投資先企業のうち、30社がエグジットを果たしており、その内の19社は日本企業です。

主な投資分野にはクラウドSaaS、フィンテック、ディープテックといった先進技術の分野があり、これらの領域においてアーリーステージからの投資を行っています。DNX Studioでは、これらの豊富な経験と強力なコミュニティ基盤を活かし、次世代のアントレプレナーを育成し、日本のスタートアップエコシステムを革新する取り組みを続けています。

まとめ



DNX Venturesによる新たなファンドの設立は、国内市場での改革を促進するスタートアップの成長を支援する重要なステップと言えるでしょう。これからも、日本の産業や社会全体が変革を遂げるための貢献が期待されます。今後の展開に大いに注目したいところです。

お問い合わせ先



DNX Ventures
Email: [email protected]
URL: DNX Ventures公式ウェブサイト


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
DNX Ventures
住所
東京都港区港南2-15-1品川インターシティA棟22階
電話番号

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。