SVロースターW登場
2025-05-09 13:51:25

新しく登場!「SVロースターW(ワイド)」が受注開始

新型SVロースターW(ワイド)の全貌



株式会社中西製作所が2025年4月から新たに「SVロースターW(ワイド)」の受注を開始すると発表しました。この新しい過熱水蒸気オーブンは、大型食品工場のニーズに応えるために設計されており、食品調理の効率を飛躍的に向上させる仕様となっています。

SVロースターの歴史と進化



「SVロースター」は2004年に登場以来、多くの食品工場で使用されてきました。その高い調理性能は、安定した販売実績に裏付けられています。最近では、トンネルフリーザーとの連携を望むユーザーの声が増えており、そのニーズに応える形で大型版の開発が行われたのです。「SVロースターW(ワイド)」は、その声に応じるべく、より広い調理能力を持つように設計されています。過熱水蒸気オーブンは、320℃の水蒸気が持つ力強い熱量によって、材料に迅速に熱を流し込みるため、短時間でジューシーな料理が可能になります。

超低酸素雰囲気調理



この新型オーブンは、過熱水蒸気によって庫内の酸素濃度を0.1%以下に抑える超低酸素環境を作り出します。この環境下で調理を行うことにより、栄養素を保持しつつ、過酸化物価の生成を抑えることができ、さらに食材の色素の流出を防ぐため、色鮮やかな料理が実現できます。

循環Re-Jet方式の魅力



SVロースターWは、循環Re-Jet方式を採用しています。これは、循環ファンを活用して過熱水蒸気を効率的に使用する方法です。この方式の利点には、強制対流による熱量の増加、省エネ効果、焼き加減の調整のしやすさが含まれます。特に、モードの変更ができることから、様々な調理スタイルに応じたフレキシブルな運用が可能です。

上下風量調節機能



SVロースターWに搭載された上下風量調節機能により、調理の幅がさらに広がります。異なる調理対象に応じて、上部と下部の風量を独立して調整することで、焼き目を付けたい場合には上部の風量を増やし、芯温を上げたいときは下部の風量を強化することが可能です。これは魚料理などの焼き物の際に特に効果的です。

多連式仕様で柔軟な対応



本体はユニット構造となっていて、その長さが1800mmの基本ユニットに対し、400mmの連結ユニットを加えることで最大6連まで拡張が可能です。これにより、特定の生産ニーズに応じた最適な機長の選択が実現し、トンネルフリーザーとのコンベヤ連結も可能となっています。

2025年のFOOMA JAPANに出展予定



中西製作所は、FOOMA JAPAN 2025に出展を予定しています。過熱水蒸気を活用した調理機器シリーズが多く展示される中、特にデモスペースではリニューアルした卓上型過熱水蒸気オーブン「DEECO」などについても紹介されます。「SVロースターW(ワイド)」の実機展示は行われないものの、サイズ感が理解できるような展示も計画されています。

中西製作所の理念



中西製作所は、戦後1946年に創業し、食文化を支えるために給食用アルミ食器の製造・販売を手掛けてきました。「子どもたちに良質な栄養を提供する」という理念の下、食を通じて未来を築くためのサポートを行っており、その活動は今も続いています。これからの食文化を支えるため、今後も革新を続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社中西製作所
住所
東京都中央区新川1-26-2 新川NSビル
電話番号
03-5541-6333

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