株式会社ジョイカルジャパンが開催した加盟店向け合同研修「春JAM 20.5th」の全貌
2026年4月23日、株式会社ジョイカルジャパンが主催する合同研修イベント「春 JAM(ジョイカル・アライアンス・ミーティング)20.5th」がオンラインで行われました。この日は、全国に566店舗を展開するジョイカルグループの加盟店が集まり、下期戦略や新商品動向、業界課題に関する情報を共有しました。
開催の目的と背景
景気が低迷し、企業が値引きに頼れない環境が続く中、同社は後継者不在による廃業の懸念も抱える業界の現状に着目。この研修会を通じて、加盟店と共に現場に直結した活発な議論を行い、どのように対応していくかを探求しました。
イベントの詳細
イベントはオープニングの挨拶から始まり、代表取締役社長兼CEOの早川由紀夫が下期活動の方針を発表しました。その後は、5つのテーマセッションが続き、各テーマの専門家やスタッフが知見を共有しました。
1. 値引きに頼らない収益モデルへの転換
早川氏は、主力商品である「セブンマックス」の現状や新商品「イッカーズ」について説明しました。これからの戦略として、現金一括購入者という未開拓市場に本格的にアプローチすることを強調しました。調査結果によると、現金購入者の多くが「維持費の負担を感じている」と回答しているため、ジョイカルでは「イッカーズ」を導入し、これを新たな提案として活用することを決定しました。
2. 女性スタッフの活躍
「モビリティクイーンズ」というプロジェクトによって、女性スタッフが中心となって新車カーリースの販売を推進している事例も紹介されました。彼女たちは丁寧な顧客対応と、生活者目線に基づいた提案で多くの実績を残しています。
3. スキルアップ研修
パートナー営業部による研修プログラムも紹介され、スタッフの提案力を向上させることが重要だと再認識されました。売れる状態に至るまでを支援するこのプログラムは、受講者から高い評価を得ています。
4. 地方店舗の成功事例
岩手県宮古市の有限会社オートセンター梅沢が、わずか3ヶ月で成功を収めた事例に注目が集まりました。加盟から急成長を遂げる中での躍進の秘訣が語られました。
5. 乗換え提案の新戦略
新たな乗換え提案のルールとして、顧客との接点を効率的に設計し、満期を待たず最適なタイミングで提案を行うといった施策が紹介されました。
事業承継問題の討議
最も重要なテーマの一つとして、整備業界が直面している事業承継問題が議論されました。経営者の急病や退職が経営危機につながるリスクが高まっており、後継者不足に対する具体的な対策が求められています。多様な承継選択肢を検討する必要性が指摘され、ジョイカルジャパンは今後、この課題への支援体制を強化していく意向を示しました。
未来に向けた取り組み
最後に、代表の早川が、ジョイカルジャパンが創業以来掲げてきた「希望のハンドルを、すべての手に。」というスローガンに基づき、加盟店の未来を支えるアプローチを継続していくことを強調しました。
次回の「全国JAM」は2026年10月に開催予定で、特別ゲストとして実業家の折口雅博氏を招き、変革の時代における経営戦略についての講演が予定されています。