勤怠管理アプリ「カンリル」の大規模アップデート
勤怠管理アプリ「カンリル」を提供する株式会社アンドエーアイが、10月7日の「デジタルの日」に合わせて、大規模アップデートを実施しました。このアップデートには、ユーザーインターフェース(UI)の全面的な刷新や、有給管理機能、給与計算ソフトとの連携など、多数の新機能や改善が含まれています。
アップデートの背景
企業における勤怠管理は、規模や業種を問わず重要な課題です。最近の労働法改正により、有給の取得義務や残業時間の制限が厳格化され、企業は従うべきルールがさらに複雑になっています。これに伴い、「カンリル」には法的要件を満たすための機能を求める多くの声が寄せられました。このニーズに応える形で、利用者からのフィードバックを取り入れた利便性の向上、新機能の追加、既存機能の改善が行われました。
使いやすさを追求したUIの刷新
今回のアップデートでは、操作性を向上させるために、サイドバーを廃止しました。そして、管理者メニューをホーム画面に統合したことで、必要な機能に迅速にアクセスできるようになりました。さらに、ホーム画面上では、今日の勤務予定や実際に勤務中のメンバーの状況を簡単に確認でき、チーム全体の流れを把握しやすくなっています。
また、マイページも新たにデザインされ、自己の勤務状況(総勤務時間や残業時間、有給休暇の残日数など)を直感的に確認できるようになり、自己管理がし易い環境が整いました。
新機能の詳細
アップデートに際し、いくつかの新機能と機能改善が行われました。まず、有給管理機能が新たに追加され、従業員が権利を持つ有休の残日数を視覚的に把握できるようになりました。また、時間単位や半日単位での取得も可能になり、柔軟な働き方にも対応しています。
給与計算においては、給与計算ソフトとの連携が強化され、CSVデータのエクスポートができるようになりました。これにより、手動での入力作業を削減し、効率的かつ正確な給与計算を実現しています。
さらに、36協定機能の改善により、各企業での残業上限時間の設定が可能に。法定外残業や法定休日労働のデータをグラフで確認できる視覚的な機能も追加され、労務管理の効率を高めています。
フレックスタイム制にも対応
新たに1日に複数回の打刻が可能になり、早番・遅番などの勤務パターンも柔軟に設定できるようになりました。フレックスタイム制やシフト制など、多様な働き方に対応することで、従業員一人ひとりのニーズに合わせた勤怠管理が実現します。
まとめ
「カンリル」の大規模なアップデートにより、中小企業向けの勤怠管理がさらに便利に、効率的になりました。月額料金も非常にリーズナブルで、初期費用や専用端末が不要なため、導入も簡単です。人事労務管理の負担を軽減し、業務をよりスムーズに進めるためにも、「カンリル」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
会社情報
株式会社アンドエーアイは、東京を中心に、AIサービスの開発とモバイルアプリ制作を行っています。日々、簡単に使えるサービスを提供し続け、より良い社会づくりに貢献しています。