夏休み中のインターンシップ参加希望者が84.6%
2026年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象にした株式会社学情の調査によりますと、夏休み中開催のインターンシップに参加希望の学生が84.6%にも上ることが明らかになりました。多くの学生が、夏季の休暇を利用してインターンシップに参加し、その貴重な経験を通じて企業との接点を増やしたいと考えています。
学生の声
参加を希望する学生からは、「積極的にインターンシップに参加したい」「地元の企業での経験を積みたい」など、夏季休暇中に企業を体験したいという声が寄せられています。インターンシップに参加することで、企業の雰囲気や仕事内容を実際に感じることができ、将来のキャリアに対する視野を広げる一助となることでしょう。
応募状況は約6割
さらに、参加を希望する学生の中で、すでにインターンシップに応募をしたと答えた学生は約55.7%で、応募していない学生は44.3%という結果でした。この数字からも、学生の意欲が伺えます。夏休み期間中のインターンシップに対し、実際に行動を起こしている学生が多く、企業側も期待が高まるでしょう。
実施形式の変化
今回の調査で注目されたのは、インターンシップの実施形式です。「リアル」と「オンライン両方」の形式を選択した学生が54.9%で最も多く、次いで「リアル」が34.3%ということがわかりました。実際に企業の現場で体験できる「リアル」形式の参加希望が高まっていることも一因と考えられます。特に昨年度の調査と比較すると、リアル形式での参加希望が増加しており、オンラインの希望は低下しています。このことは、学生たちがより実践的な経験を重視していることを示唆しています。
インターンシップ参加への期待
2025年卒業生からの採用への新たな取り組みとして、長期休暇中に実施されるインターンシップの条件が明確化されています。これにより、学生たちが効率的に企業との関係を築くことが期待されています。実際の職場を体験するインターンシップが、学生にとって貴重な機会となり、将来的なキャリア選択に影響を与えることが望まれています。
調査概要
この調査は2024年7月17日から23日までの期間に実施され、あさがくナビ2026の会員を対象とし、495件の有効回答が得られました。このような調査が今後のインターンシップ参加のトレンドを把握する上での重要な指標となることは間違いありません。企業と学生の双方にとって、価値あるインターンシップの実施が進化していくことに期待が寄せられています。
株式会社学情について
株式会社学情は、20代の若者に対するキャリア支援サービスを提供しており、学生や新社会人が初めての転職や就職を行う際のサポートを専門としています。様々なプログラムを通じて、未来の選択肢を広げるお手伝いをしています。