株式会社ベジモの成長
2023-01-26 10:00:01
自然栽培を通じて新しい食文化の創造を目指す株式会社ベジモの成長
株式会社ベジモの成長と未来
最近、初めての第三者割当増資を実施した株式会社ベジモは、自然栽培をビジネスの中心に据えたユニークな企業です。ベジモが提供するのは、農薬や化学肥料、動物性肥料を一切使用しない安全な野菜の宅配です。日本全国の消費者に新鮮な野菜をお届けするこのサービスは、今後の成長が期待されている分野の一つです。
ベジモのサービスと特徴
自然栽培野菜の宅配サービス
ベジモは、自社および提携農場で育てた無農薬の自然栽培野菜を毎年4000名以上の会員に提供しています。愛知、栃木、広島、長野、京都の5つの拠点から野菜を出荷することで、注文が入ったその日に新鮮な野菜を収穫し、翌日には顧客に届けるという迅速な流通を実現しています。この地産地消の仕組みは、環境への配慮もしています。
7つの約束
ベジモは、野菜栽培の際に「7つの約束」と呼ばれる明確な基準を設けています。その中には、遺伝子組み換えや化学肥料を使用しないことはもちろん、固定種や自家採種をできるだけ用いたり、緑肥を活用したりすることが含まれています。これにより、地元の炭素循環に貢献する取り組みも行っています。
株式会社ベジモの役割と事業モデル
株式会社ベジモは、14年以上にわたる自然栽培の知見と、9年間の農福連携の経験を活かして、自然栽培農家や農福連携事業所を支援するために設立されました。これにより、ただ野菜を提供するだけでなく、農業の生産性や持続可能性を向上させるための施策を展開しています。
事業内容
ベジモは、農産物の販売促進や農家への技術支援、資材の開発と提供、新たな事業開発の4つの事業ドメインを設定しています。提携農家からの収穫物を通じて、消費者へのアクセスを拡大し、農業のエコシステム全体に貢献しています。
資金調達の目的と期待
今回の増資によって、ベジモはさらなる事業拡大を計画しています。特に、地元の食材を利用したサービス集約型の拠点を設立し、チームの強化を図ります。これにより、より多くの消費者に健康的な食材を提供し、地域の農業活動の発展に寄与することを目指しています。
投資者の声
今回の増資には多くの企業が関与しており、その背景には健康的な食文化の創造を目指す思いがあります。株式会社フェローの鈴木鉄也氏は、地域の健幸サポートサービスとしてのベジモの取り組みを評価し、協力を決定したと述べています。さらに、株式会社やん衆天やオフィスケイ企画などの投資家も、それぞれのバックグラウンドからベジモの理念に共鳴し、健康や持続可能な農業の重要性を感じています。
結論
株式会社ベジモは、自然栽培の普及を通じて新しい食文化を創造し、地域社会への貢献を果たす企業としての成長が期待されています。無農薬で野菜を育てるその姿勢は、消費者や投資家から高い支持を受けており、これからの活動に目が離せません。食と健康を大切にする未来に向けて、ベジモの今後にぜひご注目ください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ベジモ
- 住所
- 長野県佐久市佐久平駅南18-3ヴァローレビル 1階102
- 電話番号
-
0267-73-0715