「音楽の父」と呼ばれる作曲家、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの命日を前に、ピアニスト菊池洋子が、バッハの代表作の一つである「ゴルトベルク変奏曲」を演奏するピアノ・リサイタルが開催されます。2024年7月24日(水)に、東京都港区のサントリーホール・ブルーローズにて開催されるこの公演は、クラシック音楽ファン必見です。
菊池洋子は、「ゴルトベルク変奏曲」を「人間の一生を表しているような作品」と語り、長年この曲と向き合ってきました。同曲は、1740年代に作曲されて以来、数多くの演奏家によって演奏されてきたクラシック音楽史に残る名曲です。全32曲からなる「ゴルトベルク変奏曲」は、シンプルで美しいアリアから始まり、30の変奏曲を経て再びアリアで締めくくられます。菊池は、この曲について「弾くたびに、聴くたびに新しい発見がある曲」と語っており、毎年演奏を重ねるごとに深みを増していく演奏は、聴く人の心を深く揺さぶります。
菊池洋子の音楽の特徴は、“ピアノの音色の色彩の変化”と“透明度が高く研ぎ澄まされた美音”。これらの特徴は、ゴルトベルク変奏曲においても存分に発揮され、楽曲の本質を表現する上で重要な役割を果たしています。菊池は、過去のリサイタルで「ゴルトベルク変奏曲」を演奏し、高い評価を受けてきました。
今回のリサイタルでは、菊池が長年の経験と研鑽を重ねてきた「ゴルトベルク変奏曲」を、新たな解釈で披露します。バッハの音楽を深く理解し、演奏してきた菊池の、まさに集大成ともいえる演奏を、ぜひご堪能ください。
本公演は、株式会社ヒラサ・オフィスが主催し、エイベックス・クラシックス・インターナショナルが協力しています。チケットは、チケットスペース、サントリーホールチケットセンター、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットにて販売中です。