第11回料理レシピ本大賞でのW受賞
2024年9月10日に発表された第11回料理レシピ本大賞 in Japan 2024において、syun cooking氏の著書『常識やぶりのアイデアおやつ』が「お菓子部門大賞」ならびに「ニュースなレシピ賞」を受賞しました。この快挙は、全国からの112作品の中から選ばれたもので、208名の書店選考委員や料理専門家による厳正な審査を経て実現しました。特に「ニュースなレシピ賞」は、その年の社会的な流行や話題が反映されたレシピに与えられる注目の賞であり、本書の斬新なアイデアがその評価を得たことを示しています。
syun cookingの独自のスタイル
本書は、SNSプラットフォームでオリジナルスイーツレシピを発信しているsyun cooking氏にとって初の著書です。彼のスタイルは、「材料は4つまで」で作れることを重視し、100均ショップで手に入る道具や材料を使用して手軽にスイーツを楽しむという点にあります。
お菓子作りは通常、難易度が高く感じられることが多いですが、syun cooking氏は「私でもできそう!」と思わせるレシピを提供し、多くの初級者から支持を受けています。特に手間を省いたレシピの数々は、忙しい日常の中でも気軽にお菓子を楽しむことができると評判です。
幅広い調理法と豊富なレシピ
本書には、「冷やして」「電子レンジで」「フライパンで」「トースターで」「オーブンで」といった調理法別に分かれた100種のスイーツレシピが収録されています。いずれも簡単で、驚くべき技術やコストパフォーマンスの良さが特徴です。
例えば、わずか2つの材料、卵とグラニュー糖だけを使用して作る「濃厚バニラアイス」は、その豊かな味わいと滑らかな口当たりが特徴です。また、電子レンジで作る「オレオケーキ」は、しっとりとしたケーキがあっという間に仕上がります。さらに、マグカップを使った「とろとろプリン」やフライパンで作る「ショートケーキ」など、家庭にある材料を使って手軽に作れるレシピが豊富です。
読者へのメッセージ
syun cooking氏は、「このような賞をいただけて本当に光栄です。最初は出版できたことだけで満足していましたが、レシピ本大賞を知ってからは受賞を目指してきました」とコメントしています。彼の情熱が多くの読者に伝わり、多くの人々が彼のレシピを試すきっかけになったことでしょう。
選考委員からは「お菓子作りの難易度を下げてくれた」との評価が寄せられており、市販品をアレンジしたスイーツの魅力が再認識されています。彼が提案する「常識を覆す」レシピが、多くの家庭で愛されることを願っています。
書籍の詳細情報
- - 書名: 常識やぶりのアイデアおやつ 「材料4つまで」の100レシピ
- - 著者: syun cooking
- - 発売日: 2023年12月23日
- - 判型: A5判
- - ページ数: 160ページ
- - 定価: 1,650円(税込)
- - 発行元: 株式会社大和書房 公式サイト
この一冊を手に取って、ぜひ自分自身のスイーツ作りを楽しんでみてください。