水滴にも強い新ラベル「チルピタサーマル」が業務効率を変える！

新たなラベル「チルピタⓇサーマル」の登場

大阪のOSPグループの中核企業である大阪シーリング印刷株式会社が、2025年1月23日(木)に新しいラベル「チルピタⓇサーマル」を発売することを発表しました。この製品は、冷凍商品やチルド商品を開発・輸送する際に発生する温度変化に伴う結露面でもしっかりと接着するラベルシリーズの一部です。

「チルピタⓇサーマル」開発の背景

約10年前に市場に登場した「チルピタ」シリーズは、お客様からの高評価を受けて続いてきましたが、さらなる進化を目指した結果、この度サーマル方式に対応する新製品がラインナップに加わりました。ダイレクトサーマル方式のプリンターに対応しており、感熱方式を採用することでインクリボンが不要となりました。これによって、コスト削減、プラスチックの使用低減、交換頻度の低減などが可能になり、作業効率が大幅に向上するのです。

さらに、耐久性の高い合成紙のサーマルと、水滴面にも対応する粘着剤の組み合わせにより、表裏ともに水滴による影響を受けない堅牢な仕様となっています。

水滴面対応の粘着剤誕生秘話

「チルピタⓇ」シリーズの開発は、営業担当が顧客からの「冷凍商品をチルド商品として販売する際に、温度変化による結露のためラベルが剥がれてしまう」という課題に耳を傾けたことから始まりました。水分の影響で貼り付きが悪くなるシール・ラベルの粘着剤は、長年禁忌とされてきましたが、今回開発された新しい粘着剤はその常識を覆しました。

社会的な価値のある製品を提供

新製品「チルピタⓇサーマル」が登場することで、使用者は水滴を拭き取る作業が不要となります。これにより作業効率が格段に向上すると同時に、ラベル剥がれのトラブルを回避できるようになります。大阪シーリング印刷は、常に顧客のニーズに応えて新しい価値を提供し、社会的な課題解決に貢献し続けてきました。

冷凍食品やチルド市場における影響

近年、冷凍食品やチルド商品はその調理の手間を省き、簡便性と個食スタイルを提供することで人気が高まっています。生産金額も増加傾向にあり、2023年の国内生産高は、2021年の7343億円から7799億円と、年々需要が増しています。このような積極的に発展を続ける市場で、「チルピタⓇサーマル」は製造現場における作業効率やラベル剥がれの問題を解決する一助となるでしょう。

今後の展望

大阪シーリング印刷は、今後も技術力を駆使して冷凍食品やチルド商品を扱う業界において、誰もが抱えるラベルに関する課題の解決に尽力していく予定です。「チルピタⓇサーマル」をもとに、どのような革新がもたらされるのか、期待が高まります。オフィシャルサイトでは製品詳細が確認できますので、ぜひご覧ください。
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