新たな防犯の時代を切り開く「MIERU」
埼玉県に本社を置く株式会社ファインドが、元警察官の発想を基にした革新的な防犯サービス「MIERU(ミエル)」を正式に提供開始した。このサービスは、警備会社と警察の間にある「防犯の空白地帯」に着目したものであり、これまで誰も着手してこなかった問題に取り組むことを目指している。
防犯の空白地帯とは何か?
「防犯の空白地帯」とは、軽微な迷惑行為やトラブルがあっても、警察が動かず、警備会社も対象外となる状況を指す。たとえば、店舗前での喫煙、騒音、無断駐車、さらには万引き疑いのケースなどがあげられる。これらの現象は警察が対応しづらく、店舗経営者は個々で対応しなければならなくなる。結果、自分で何とかしようとするあまり、トラブルが悪化するリスクが生じる。 これに対し、「MIERU」は予防から対応までをトータルにサポートする新しいアプローチを提供する。
具体的な特徴とメリット
1. アクション型サポート
「MIERU」は防犯カメラの映像を確認・分析し、問題に対する具体的な対応策を提案する。店主が主導で行うのではなく、第三者が中立的な立場で対応するため、顧客とのトラブルが防止できる。
2. 安価な料金設定
従来の警備会社が月額2万円以上であるのに対し、「MIERU」は月額880円(税込)という低価格を実現。特に小規模店舗や個人経営者にとって導入しやすい価格設定となっている。
3. 補助金制度の活用
ミエルは防犯カメラや関連設備に対する補助金制度と連携することで、初期投資を大幅に削減する機会を提供する。商店街振興組合や小規模事業者の持続化補助金を活用することで、より多くの事業者が安価で安全な運用体制を整えることができる。
地域ビジネスの支援
「MIERU」は特にコンビニやスーパー、飲食店、美容院など多様な業種に応じた機能を備えている。このサービスを使用することで、店舗経営者は顧客の安心感を高め、店舗イメージ向上にもつながる。また、近隣住民との良好な関係を保つことも可能になる。
今後の展開とビジョン
ファインドは現在、関東エリアに特化してサービス提供を行っているが、今後は全国へ展開し、地域の防犯問題を解決するサポートを強化していく予定である。また、防犯カメラ設置業者との連携パートナープログラムも進めていくことで、業界全体の安全性向上にも貢献していく。
このように、MIERUは防犯カメラの「映すこと」から「映った後の対応」に価値を置いた新しいサービスとして、店舗経営者の「安心経営」を支援することを目指している。社会全体の安全性向上に寄与するこのサービスには、多くの期待が寄せられている。
【会社概要】
結論
「MIERU」は、「防犯の空白地帯」を埋める新しい一手であり、小規模店舗にとってリスクを軽減し、安心して経営できる環境の整備を進める。その真の価値は、特に経営者にとって重宝されるものとなるだろう。