Grandirの新プロジェクト
2025-08-21 09:39:14

山口県が誇るNPO法人「Grandir」が超大型犬対応火葬車導入に挑戦

山口県のNPO法人「Grandir」が新プロジェクトを開始



山口県で活動を続ける特定非営利活動法人「Grandir(グランディール)~犬との絆~」が新たに始めたプロジェクト。その中心となるのは、超大型犬に対応した移動式ペット火葬車の導入です。このプロジェクトは、2025年8月8日からスタートしたクラウドファンディングによって資金を集めており、目標としている金額は1,000万円。支援募集は9月30日まで行われます。理事長の吉永由紀子氏は「命を救うだけでなく、最期を見送る責任も果たしたい」と考えており、愛犬家たちに寄り添った支援を目指しています。

プロジェクトが始まった背景



吉永氏がこのプロジェクトを立ち上げた背景には、今年初めに旅立った一匹の柴犬の存在があります。この犬は、保護されてから栄養不足と日照不足の影響で前足が湾曲し、歩くことが難しい状況にありました。しかし、愛情を注がれた結果、20歳まで生き抜くことができ、最期は副理事長の福良氏の腕の中で静かに息を引き取りました。吉永氏は、その時の想いを「助かった命ではなく、愛されて生き抜いた命だったことが誇りです」と語ります。このように、Grandirでは動物たちが穏やかに最期を迎えることを重視し、全ての動物に愛をもって接する姿勢を持っています。

超大型犬のお別れを叶える



近年、多くのペット火葬施設では超大型犬や使役犬に対して火葬を断る事例が増えています。これは、一人暮らしの高齢者や身体的な理由で犬を運べない家庭にとって、非常に厳しい現実です。吉永氏は「どの命にも、心から『ありがとう』を届けたい」と真摯に語り、移動式火葬車があれば最期のお別れを自宅で行えることが大きなメリットであると強調します。これにより、特に超大型犬に対する利用の有用性が高まります。

幅広い活動を展開するGrandir



Grandirの活動は、単なる保護団体を超えています。例えば、カラスに襲われた子犬を救ったり、13年かけて野犬からの信頼を勝ち取って保護を成功させたり、余命わずかな飼い主からの託児犬を家族として迎え入れるなど、多岐にわたります。特に譲渡に対する姿勢に特徴があり、「もしものときは引き取り手を探してもらいたい」といった従来の考えとは異なり、「必ずGrandirに戻してもらう」という信頼関係を築くことを重視しています。

クラウドファンディングの特長



立ち上げられたクラウドファンディングプロジェクト「保護犬猫も超大型犬も!火葬車で最期の愛を届けたい」では、支援金額に応じて導入する火葬設備が調整される方針です。100%達成した場合には高性能な新型設備が導入され、50%で中古設備と組み合わせられ、30%未満でも自己資金を活用して最低限の設備を用意する計画です。このプロジェクトはAll-in方式を採用しており、目標金額に満たなくても実施がなされます。

Grandirの将来像



今回の火葬車の導入は、Grandirが描く長期的なビジョンの第一歩に過ぎません。将来的には、保護施設の拡充や動物愛護センターとの連携、地域ネットワークの構築を通じて、持続可能な動物愛護システムの確立を目指しています。吉永氏は、「私たちだけの力では限界がありますが、共感してくださる方々と共に、本物の仕組みを築けると信じています」と意欲を示しています。

まとめ



犬との絆を大切にし、愛するペットを最期まで見守りたいという想いから立ち上がったGrandirのプロジェクト。今後の展開が注目されます。支援をご希望の方は、ぜひREADYFORのプロジェクトページを覧ください。

プロジェクト詳細


  • - プロジェクト名: 保護犬猫も超大型犬も!火葬車で最期の愛を届けたい
  • - 実施期間: 2025年8月8日~2025年9月30日
  • - URL: こちら

お問い合わせ先


詳しい情報はREADYFORプロジェクトページまたはGrandirのホームページをご覧ください。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人Grandir
住所
電話番号

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