高松信用金庫と連携した地域貢献活動
香川県高松市に本社を置く株式会社宮脇板金工業所は、このほど高松信用金庫と協力し、地域社会への貢献を目的とした私募債の発行に取り組みました。その中で、私募債の発行手数料の一部を利用し、高松市香南こども園に室内用ジムを寄贈しました。この取り組みは、地域の未来を担う子供たちへの支援が主な目的とされています。
SDGsと私募債の関係
この私募債は『SDGs私募債「地域応援型」』と呼ばれ、持続可能な開発目標(SDGs)に関連した地域への貢献を目指しています。発行企業から集めた手数料を使用して、地域の教育機関や福祉施設などに備品を寄贈する仕組みです。このような取り組みを通じて、地域社会全体の発展を促進することが狙いです。
室内用ジムの寄贈について
今回、高松市香南こども園へ寄贈された室内用ジムは、園児たちが安全に遊び、運動能力を伸ばすための遊具です。このジムの寄贈は、宮脇板金工業所と高松信用金庫の共同の努力によるもので、地域の子供たちが楽しい思い出を作る手助けをすることを目的としています。
株式会社宮脇板金工業所の背景
1967年に設立された株式会社宮脇板金工業所は、冷暖房空調ダクトの製造と設置を専門とする企業です。創業以来、地域に密着した事業運営を行っており、地域社会への貢献を常に意識してきました。代表の宮脇徹夫氏は、「地域の未来を担う子供たちのために、私たちができることを探し続けたい」と語っています。
高松信用金庫との協力
高松信用金庫もこの取り組みに深く関わり、寄贈活動を支援しています。金融機関としての役割を超え、地域社会との連携を大切にしている同銀行は、今後もさまざまな形で地域貢献活動を進めていく意向を示しています。これにより、高松市内での地域の結束力や協力関係が一層強化されることが期待されています。
今後の展望
宮脇板金工業所は今回の寄贈活動に続き、さらなる地域支援の機会を模索しているといいます。SDGsに基づいた活動を広げることで、地域社会全体の持続可能な発展に寄与する企業となることを目指しています。
地域にとっての価値を高めるために、積極的に新しい取り組みを続けていく姿勢は、多くの企業にとっての手本となるでしょう。今後もその活動に注目していきたいと思います。