学生剣道の熱戦が日本武道館で開催
この夏、東京・千代田区の日本武道館で「第73回全日本学生剣道選手権大会」と「第59回全日本女子学生剣道選手権大会」が行われます。開催日は7月5日と6日の2日間で、全国から選ばれた剣士たちが真剣勝負を繰り広げることになります。
毎日新聞社は、今回の大会の模様を全て「毎日新聞デジタル」で無料ライブ配信することが決定しており、試合終了後はアーカイブ配信も行う予定です。これにより、剣道ファンは試合を無料で観ることができ、次世代の日本一を目指す学生剣士たちの戦いを楽しむことができます。
大会の背景
2019年から毎年ライブ配信を行ってきたこのイベントですが、2020年には新型コロナウイルスの影響で大会が中止になり、3年ぶりの開催となります。これまでの大会では、多くの名選手が生まれ、その後の国際大会でも活躍を果たしています。特に、前回の女子大会を制した法政大の水川晴奈選手は、昨年の世界剣道選手権大会で日本の女子団体優勝に貢献し、その実力は高く評価されています。
今回の大会の見どころ
今年の大会では、選手の体調を考慮し、男女両大会の日程を2日間に設定しました。これにより、選手の連戦負担を軽減し、試合は男女が交互に行われる新たな形式が初めて導入されます。出場選手は、各地の選手権大会でその年の上位に入賞した実力者ばかりです。男子には212人、女子には120人がエントリーしており、特に関東勢の選手が多数出場することが注目です。
男子の選手の中では、中田竜之介選手(国士舘大)が関東選手権を制した実力の持ち主。関東の強豪校中央大や筑波大、法政大なども、日本一の栄光を目指して続々と名乗りを上げています。
女子部門では、岩原千佳選手(筑波大)や上山伽音選手(明治大)が注目されており、さらに鹿屋体育大の選手たちも祭りの激しい争いが予想されます。
東西対抗試合も見逃せない
さらに、毎日新聞デジタルでは「第72回全日本学生剣道東西対抗試合」と「第19回全日本女子学生剣道東西対抗試合」も配信予定で、こちらも全国の選手が熱い戦いを繰り広げます。男子部門は各20人、女子部門は各10人の選手が参加し、勝ち抜き戦での技術を競い合います。
視聴方法とタイムテーブル
視聴者は、スマートフォン、タブレット端末、PCを使って随時放送される大会をお楽しみいただけます。ライブ配信のタイムテーブルは以下の通りです:
7月5日(土)
- - 11:30~ 男女開会式
- - 11:45~13:45 女子1、2回戦
- - 14:30~17:30 男子1、2回戦
- - 17:40~ 1日目終了式
7月6日(日)
- - 09:00~13:00 男女3回戦~決勝
- - 13:30~14:15 女子東西対抗試合
- - 14:15~15:30 男子東西対抗試合
- - 15:40~ 表彰式
- - 15:50~ 閉会式
大会の進行状況により、タイムテーブルが変更されることがありますので、最新情報をチェックしながらお楽しみください。
この2日間、日本武道館での熱い戦いをお見逃しなく!