Shureが革新する次世代ワイヤレスソリューション
音響業界のリーダーShureが、新しいANX4スケーラブル・ワイヤレス受信機をはじめとする次世代ワイヤレスソリューションを発表しました。これにより、プロフェッショナルオーディオシーンでの運用がさらに柔軟かつスケーラブルになります。
ANX4スケーラブル・ワイヤレス受信機の特長
新しいANX4は、最大16チャンネルのAXT Digitalまたは最大24チャンネルのULX-Dワイヤレスオーディオに対応する受信機で、チャンネルの拡張が可能です。この機能により、さまざまなニーズに応じたシステムを一台で処理できるため、運用効率が大幅に向上します。2025年後半から順次出荷開始される予定です。
また、スケーラブルなデザインにより、必要に応じたチャンネル数をShureCloudを通じてアクティベート可能。この柔軟なシステムは、音響レンタル業者や常設設備、ロケーションサウンドなど様々な業種に適応します。
AXT Digital PSMの新機能
さらに、AXT Digital PSMにはチャンネル拡張機能が追加され、最大16ステレオチャンネルまでの拡張が可能になります。これにより、さまざまな運用ニーズに対応できる新しい送信モードも実装されます。
AXT Digital PSMはすでに高評価を受けており、今回のファームウェアアップデートにより、さらなる利便性を提供できるようになります。
ユーザーの声
Shureプロフェッショナルオーディオ部門のマーケティング&プロダクトマネジメント担当アソシエイト・バイスプレジデントのNick Woodは、「柔軟性に優れたワイヤレス技術の革新に取り組んでいます」と語り、お客様のニーズに応じた製品設計の重要性を強調しています。この新しいソリューションは、システム全体の可能性を広げるものとして期待されています。
結論
ANX4スケーラブル・ワイヤレス受信機とAXT Digital PSMの新機能は、プロフェッショナルユーザーにとって非常に重要な革新です。音響業界において必要な柔軟性と性能を兼ね備えたこの新製品群は、2025年に向けた期待が高まっています。日本国内での技術基準の策定が進む中、今後の展開から目が離せません。