EIRL Chest CT開始
2025-04-07 10:18:50

エルピクセル、肺がん検出支援ソフト「EIRL Chest CT」を販売開始

エルピクセル、肺がん検出支援ソフト「EIRL Chest CT」を販売開始



エルピクセル株式会社は、胸部CT画像から肺がんが疑われる肺結節候補域の検出を支援する「EIRL Chest CT」を市場に投入しました。この製品は、2025年3月25日付で医療機器製造販売承認を取得し、医療機器の一環として正式に販売が開始されます。

読影支援の新たなステージ



「EIRL Chest CT」は、胸部CT画像から抽出された肺結節候補領域を特定し、その体積や最大径、CT値(最大・最小・平均・標準偏差)を自動的に計測する機能を備えています。また、このソフトウェアは低線量CTにも対応しており、患者に対する放射線量を抑えることができるため、より安全な検査が可能です。

EIRLシリーズの進化



エルピクセルが展開するEIRLシリーズは、2019年に登場した脳MRI画像から脳動脈瘤の候補点を検出する「EIRL Brain Aneurysm」を皮切りに、頭部、胸部、大腸の各領域での製品展開が進められてきました。これまでに900以上の医療施設に導入され、解析件数は1000万件を超えています。この実績からも EIRLシリーズは医療現場において信頼されていることが窺えます。

胸部CT検査の現状



肺がんは日本において主要な死因となる悪性新生物であり、早期発見と治療が重要です。胸部X線検査やCT検査は、肺結節を早期に見つけるための手段として頻繁に実施されています。しかし、胸部CT検査の精度は常に求められ、見落としを防ぐために二重読影が望まれる一方で、実施されていない医療施設も存在します。

EIRL Chest CTによる支援効果



「EIRL Chest CT」を活用することで、専門医および非専門医ともに胸部CT画像の読影において感度が向上することが研究により示されています。具体的には9.1ポイント、非専門医では12.5ポイントの向上が見られ、精度の高い診断を実現しています。このことは特に医療現場において、大きな安心をもたらします。

肺結節の理解



肺結節とは、胸部X線画像やCTスキャンで確認できる異常な影で、肺がんや肺炎などの疑いがある場合、精密検査が必要です。通常、健康診断での胸部X線検査で何らかの異常が見つかると、翌に胸部CT検査が行われます。

エルピクセルの使命



エルピクセルは医療チームが効率的かつ正確な診断を行えるよう、AI技術を駆使したソフトウェアの開発を進めています。今後も医療の現場で役立つサービスを提供し、患者の安全と健康を守るための取り組みを強化していく所存です。詳細については、以下の連絡先でお問い合わせください。

お問い合わせ先


エルピクセル株式会社EIRLビジネス本部
TEL:03-6259-1713
Email:[email protected]
URL:エルピクセル公式ウェブサイト


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会社情報

会社名
エルピクセル株式会社
住所
東京都東京都千代田区大手町1丁目6−1 大手町ビルヂング
電話番号
03-6259-1713

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