新星ギャルバースがトーヴ・ローの新MVを制作
日本発のアニメ・プロジェクト『新星ギャルバース』が、スウェーデンのアーティストトーヴ・ローの新シングル『I like u』のオフィシャルミュージックビデオを手がけました。このプロジェクトは、全米を始めとした多くの国でプラチナディスクを受賞し、取引総額が16億円を超えるという大成功を収めています。
このMVでは、大平彩華が監督を務め、日本のトップアニメーターチームが結集して制作されました。本作の背景美術は、『機動警察パトレイバー』や『GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊』を手掛けた小倉工房が担当し、キャラクターデザインは『ゴジラS.P』や『東京ミュウミュウ にゅ〜♡』で知られる石野聡が担当しています。
MVの内容とストーリー
MVは、90年代のノスタルジックなアニメスタイルを意識したSFファンタジー作品であり、トーヴ・ロー自らが演じる惑星の少女が「ギャルバース」に目覚め、敵に立ち向かう姿を描いています。また、異なる文化や世界観を持つ「ギャルバース」たちがクロスオーバーするストーリー展開も特徴となっています。大平は「このプロジェクトが視聴者に幸せをもたらすことを願っています」と語っています。
アーティストの想い
トーヴ・ローはこの作品について「大平彩華の素晴らしい作品に触れられてとても嬉しい。私とアニーの最終章が描かれることは特別な意味を持つ」と感謝の思いを述べています。このMVは、トーヴとロボットのアニー3000の物語の連作の最終章であり、過去の楽曲「No One Dies From Love」や「Borderline」と同様に、アニーが登場する重要な位置を占めています。
新星ギャルバースとは
『新星ギャルバース』は「ギャル×メタバース×ユニバース」をテーマにした独自のアニメプロジェクトです。多文化的な要素を持ち、平和をもたらす新星たちが描かれています。草野絵美や大平彩華らによって立ち上げられたこのプロジェクトは、平成初期のサイバーパンクアニメの美学を再構築し、最新技術を使った作品を展開しています。2022年には世界最大のNFTプラットフォームであるOpenSeaで取引が行われ、取引総額が6000ETH(約16億円)にも達しました。
トーヴ・ローの背景
トーヴ・ローは、その独自の女性性をテーマにした音楽で知られるシンガーソングライターです。彼女のデビューアルバム『Queen of the Clouds』は全世界で話題を呼び、特にヒットした楽曲には「Habits (Stay High)」や「Talking Body」があります。これまでに、Nick JonasやFlumeをはじめとする多くのアーティストとコラボレーションし、多様な音楽スタイルを展開してきました。
この度リリースされた『I like u』は、彼女の音楽キャリアにおいて新たな一歩となる楽曲であり、『新星ギャルバース』とのコラボレーションは、アートと音楽の融合を際立たせるものとなるでしょう。
公式情報
この新作の公式サイトや、アーティストのSNSもチェックして、最新情報を逃さないようにしましょう。
新星ギャルバースがテクノロジーとアートを駆使し、どのように新しい物語を創り上げていくのか、今後も目が離せません。