みずほとアフリカの連携
2025-08-26 11:13:31

みずほ銀行、アフリカでのグリーン水素事業化に向けた連携を発表

みずほ銀行、アフリカでのグリーン水素事業化に向けた連携を発表



2025年の第9回アフリカ開発会議(TICAD)に合わせて、つばめBHB株式会社と株式会社みずほ銀行が新たな連携の一歩を踏み出しました。両社はアフリカの経済発展に向けたグリーン水素及びアンモニア事業化に関する協力覚書を本年8月21日に締結しました。この覚書の締結により、みずほ銀行のアフリカ各国でのネットワークを活用し、つばめBHBが持つ技術を基に、持続可能なエネルギーの供給を目指します。

アフリカの現状と必要性の背景



アフリカ大陸では、多くの国が肥料やエネルギーを輸入に依存しており、国際的な市場の変動に非常に脆弱な状況にあります。こうした背景から、地域に根ざしたエネルギー供給の確保が急務です。つばめBHBでは、分散型のアンモニア製造プラントを導入し、地域の水と空気、再生可能エネルギーを活用して、地産地消型の事業を構築することを目指しています。これにより、アフリカにおける食料安全保障の向上と、世界的な脱炭素化を推進していく考えです。

技術の背景と企業理念



つばめBHB株式会社は、「独創的な技術を活用することで環境・食料問題にかかる人類課題を解決し、持続可能な社会を実現する」という理念のもと、ディープテック企業としての活動を展開しています。特に、低圧・低温でアンモニアを合成する新しい技術を用いた分散型プラントの開発に注力し、各地域におけるオンサイトでのアンモニア生産を推進しています。2017年に創業し、東京科学大学の名誉教授が開発したエレクトライド触媒技術を応用しており、その取り組みは南米、欧州、アジア、アフリカに広がっています。

今後の展望



今回の連携を通じて、つばめBHBはアフリカ市場での事業展開を一層加速させる計画です。アフリカ各国々は異なる特性を持っており、それに応じたカスタマイズされたエネルギーソリューションが求められるでしょう。みずほ銀行と共に、地域のニーズに応じた持続可能なエネルギー供給を目指し、現地の経済を活性化しながら、環境負荷の低減に寄与していくことが期待されます。

企業の背景と現況



つばめBHBの本社は神奈川県横浜市にあり、産業界における持続可能な技術開発に貢献しています。会社の設立は2017年4月で、オンサイトアンモニア供給システムに関連する研究開発や製造販売、設備保全に携わっており、多様な需要に応えるために常にイノベーションを追求しています。今後も、つばめBHBは国際的な協力を通じて環境問題に立ち向かい、持続可能な社会の実現に向けた活動を続けていきます。


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会社情報

会社名
つばめBHB株式会社
住所
神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-12 新横浜スクエアビル 6階
電話番号

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