U40世代が切り拓く！ AI活用の新規事業開発コンテスト開催

若手社員の未来を切り拓くコンテスト

岩手県盛岡市に本社を構える株式会社吉田測量設計（代表取締役社長：吉田直人）は、U40世代の若手社員を対象にした新規事業開発コンテストを開催しました。このイベントは、同社の人材育成プログラム「未来塾」の一環として行われ、デジタル技術やAIを駆使したビジネスアイデアの創出を目的としています。

未来塾の意義

「未来塾」は、若手社員が厳しいビジネス環境に適応し、創造的な発想を育むための教育プログラムです。2023年5月からは、外部講師を招いた社内勉強会が毎月開催され、システム思考やマーケティングについて深く学ぶ機会が提供されています。このプログラムは、2024年6月に始まる新規事業開発コンテストへの土台となりました。

コンテストの概要と参加者

今回のコンテストでは、参加チームがデジタルとAIを活かした測量事業にかんする革新的な提案を求められました。5つのチームは、異なる背景を持ちながらも協力し合い、各自のアイデアを練り上げていきました。特に評価されたのは、日常業務の5％の時間を新規事業に投入することが認められていた点です。このアプローチにより、参加者は通常の業務を遂行しながら新たなアイデアを生み出す力を養っていきました。さらに、外部講師や経営陣が審査員として参加し、実践的なフィードバックが得られる貴重な機会となりました。

最優秀チームの発表内容

コンテストの最終発表において、最も高く評価されたのは、現場作業をしながらAIを用いて写真台帳を自動生成するアプリを提案したチームでした。このアプリは作業の効率を大幅に向上させる可能性を秘めており、実際の業務利用が期待されています。その提案に対し、審査員からは「日常業務の課題を捉えた素晴らしい提案」との感想が寄せられました。