新資格制度で解決
2026-01-08 14:38:30

民間主導の新資格制度で3D点群測量の課題を解決へ

3D点群測量の現状と新しい試み



近年、建築や測量の分野において3D点群測量が急速に普及しています。デジタル変革の進展やi-Constructionの導入によって、この技術は進化してきましたが、その利用方法には課題も残されています。そこで、新たに設立された資格制度「点群サーベイヤー資格」が注目を集めています。この資格を通じて、今後の測量現場の課題解決にどのように寄与するのかを考察します。

3D点群測量の意義と課題



3Dスキャニング技術の進化に伴い、測量における情報の取得精度は年々向上しています。しかしながら、取得したデータが十分に活用されているかという問いには、多くの事業者が「いいえ」と答えるのが現実です。その理由には、コストや制度面でのハードルが存在します。さらに、現場の人材育成や評価システムの整備が追い付いていないことも大きな要因とされています。

現場では以下のような具体的な課題が浮き彫りになっています。

1. 人材育成の属人化: 特定の担当者しか業務を把握していない状態が続いており、その結果、社内での知識共有が難しくなっています。
2. 評価基準の不明確さ: 作業を行う従事者に対する共通の評価基準が欠如しているため、客観的な人事評価が進まない実態があります。
3. 顧客への説明困難: 知識の不足が原因で、測量手法を顧客に対して適切に説明することができない状況が見受けられます。

REIWSの取り組み



一般社団法人不動産検査保証機構REIWS(レイウス)は、これらの問題を解決すべく、「ポイントクラウド測量部会」を設立しました。そして、この部会が創設した「点群サーベイヤー資格」は、現場の人材育成や評価基準の可視化を目的としています。この資格制度は、メーカーや機種に依存せず、業界全体で共通の理解を持つことを目指しています。

資格取得のメリット



この資格を取得することで得られる具体的なメリットは以下の通りです。
  • - 基礎知識の習得: 点群測量に関する基本を体系的に学ぶことができ、新たに導入する際の不安を軽減します。
  • - 効率的な人材教育: 測量と3D点群測量を同一のテキストで学べるため、教育コストを削減できます。
  • - 実務的ノウハウの習得: 導入から実用化までのスピードを加速させるためのノウハウを提供します。

これにより、個々の技術力向上だけでなく、組織全体の技術力を底上げし、顧客への説明にも説得力を持たせることが期待されます。

資格制度の優位性



単発の講習や研修とは異なり、この資格制度は知識を第三者の視点で可視化し、共通の判断基準を提供しています。資格試験では、事前のテキスト学習が必須であり、試験当日は専門講師による実践的なセミナーも開催されます。これにより、筆記試験を通じた理解度の確認や、実務への応用力の養成が図られます。

今後の展望



REIWSは今後、国土地理院や法務省OBなどの専門家と協力し、公共測量にも対応した資格制度を運営していく予定です。この新たな資格を取得することで、測量業界における専門性を高め、業界全体の技術力向上に寄与することが期待されています。受験者の募集については、REIWSの公式サイトに詳細が掲載されています。興味のある方はぜひ確認してみてください。

連絡先



一般社団法人不動産検査保証機構 REIWS
所在地: 大阪市浪速区元町1丁目5番7号 ナンバプラザビル8階
TEL:06-6760-4088
FAX:06-6760-4089
メール: [email protected]


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会社情報

会社名
一般社団法人不動産検査保証機構
住所
大阪府大阪市浪速区元町1丁目5番7号ナンバプラザビル803
電話番号
06-6760-4088

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