リース会計新部署設立
2024-09-06 12:15:26

マルチブックが新たなリース会計関連部署を設立し業界の変革へ

マルチブック株式会社は、最近、企業のリース会計に特化した「IFRS16/新リースソリューション推進部」を新設しました。この新しい部署は、国際的な財務報告基準であるIFRS16の改正や日本国内の新リース会計基準の施行に対応するために設立されたものです。

IFRS16号とは何か?


IFRS16号は、リース会計の基準であり、国際会計基準審議会(IASB)によって制定されました。これによって、多くの企業がリースに関する会計処理を見直す必要に迫られることになりました。特に上場企業やグローバルに展開する企業には直接的な影響があり、リースの利用率が高い日本企業においても新基準に準拠する必要が生じています。

更に、日本においても2027年度からこの新基準が適用されるため、企業は準備を進める必要があります。例えば、2020年の段階でリースを利用している企業の割合は88%に達し、これは市場に大きな影響を及ぼすことが予想されます。

新部署の設立背景


マルチブックは、IFRS16に準拠したリース資産管理を提供するクラウドサービスにおいて、国際的なニーズが急速に高まっていることを受けて、専門知識を持つリース会計のエキスパートを集める部門を設立しました。新たに設立されたIFRS16/新リースソリューション推進部は、企業がスムーズに新基準に移行できるよう支援することを目的としています。

この部署には、25年以上の豊富な経験を持つ公認会計士であり、当社のCXOである田村創一が責任者として就任します。田村氏は会計ソフトウェアの業界で長年の実績を持ち、リース会計の問題解決に対して迅速かつ効果的なアプローチを提供する予定です。

企業に対するサポートの強化


新たに設立された部署では、既存のクラウドサービスの強化だけでなく、企業特有のニーズに合わせたリース会計のプロセスの最適化も行います。現在、多くの企業が依然として手作業でリース資産を管理しているため、業務効率化や精度向上に大きな課題があります。そこで、マルチブックはクラウドを活用し、業務を迅速化し、透明性を高めるソリューションを提供します。

マルチブックのさらなる発展


マルチブックは、グローバルなクラウドERP「multibook」サービスを通じて、製造業や飲食、建設業など多岐にわたる業界で企業の業務支援を行っています。今後も新部署の設立を通じて、日本国内外でリース会計基準の変化に柔軟に対応し、業界全体の成長に寄与する姿勢を持ち続けます。

具体的には、会計、ロジスティクス、固定資産管理、リース資産管理など多様な機能を持ち、12カ国語及び多通貨に対応したサービスの提供を行います。多様な業種の企業において、特に上場企業などが対象で、効率性を高め、リース会計の透明性を強化することで、企業価値の向上にもつなげる考えです。新たな部署の設立により、これからのリース会計業務がどのように変わっていくのか、期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社マルチブック
住所
東京都品川区西五反田1-1-8 NMF五反田駅前ビル5階
電話番号
03-6450-2090

トピックス(経済)

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