Momoの新製品
2025-07-08 12:33:07

新たな安全基準を実現するMomoのバイタルPalette Customの魅力

Momoの新製品「バイタルPalette Custom」



神戸を拠点とする株式会社Momoが、作業員の健康状態をリアルタイムで把握できるウェアラブルシステム「バイタルPalette」シリーズの最新作、「バイタルPalette Custom」の提供を2025年7月8日より開始します。本製品は、各作業員の個別の体質に基づいた安全基準を設定できるという革新的な特徴があります。

製品の背景


昨今の改正労働安全衛生規則により、熱中症対策が必要不可欠となっています。従来のモニタリングシステムの多くは、心拍数や体温といった基本的なデータだけに頼り、その基準も一律に設定されていました。これでは、現場ごとの個人差を考慮した安全管理は難しく、必要以上にアラートが鳴ることによって作業が混乱したり、逆に本当の危険信号を見逃してしまうリスクが大きかったのです。Momoは、こうした現場の声に応える形で、複数のバイタルデータをリアルタイムで収集し、個別のしきい値を設定できる新たなソリューションを開発しました。

バイタルPalette Customの特長


「バイタルPalette Custom」の最大の魅力は、個人の健康状態に基づいたバイタル管理が可能なことです。熱中症のリスクを判断する際に、体温や心拍数に加え、血圧や血糖値、SPO2といった多様な健康指標をリアルタイムで取得します。さらに、これらのデータに対して、各作業員の体質や健康状態に応じてしきい値を個別に設定できるため、必要なアラートだけが発信され、作業現場の混乱を避けることができます。

動的なアラート設定


また、特定の日の作業内容や環境条件に応じて、アラート基準を動的に調整することも可能です。例えば、高所作業や重量物運搬、屋内作業など、作業の種類によって最適な基準を設定できる点も大きな特長です。

導入シーンの多様性


この新製品は、特に多様な作業者が混在する現場において、その真価を発揮します。例えば、経験豊富なベテラン作業者と若手作業者が同じ現場で働く場合、個人の耐性が異なるため、心拍数の上限を変えることでリスクを管理できます。また、健康に不安のある作業員が多い現場でも、必要なアラートだけが音を発することで、作業員の安心感を高めることができます。

さらに、ゼネコンや自治体のプロジェクトにおいては、「個別安全基準」の運用実績として提案することで入札での評価が向上する可能性もあるでしょう。人手不足が深刻化する現場では、体調の自己申告がしにくい状況が多いため、各作業員の健康状態を管理者が把握しやすくなる利点もあります。

開発にかけた想い


Momoの開発者は、猛暑の中で働く高齢者を目の当たりにする中、「仕事よりも命を第一に考えるべきだ」という信念のもと、個々の健康状態を考慮したシステムの開発に取り組みました。事故を未然に防ぎ、現場の安全を高めるためのこのウェアラブルシステムが、実際にどれだけ命を守るかを現実にすることが目的です。

提供開始とお問い合わせ


「バイタルPalette Custom」の提供は2025年7月8日から始まります。価格や仕様の詳細については、公式ウェブサイトからのお問い合わせや資料請求、テスト導入に関する相談も承っています。

公式ウェブサイト: Momo公式サイト

会社概要


株式会社Momoは、IoT技術を駆使し、回路設計から通信、データベース管理、解析、可視化、ユーザーインターフェースの設計までを一貫して実行している企業です。農業、建設、公共事業、工場など、わかりやすい形で社会にIoTサービスを提供し、様々なフィールドでの信頼性を築いています。


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会社情報

会社名
株式会社Momo
住所
兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-14大島ビル33号
電話番号

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