細胞性食品のコミュニケーションポリシーが策定されました

細胞性食品に係るコミュニケーションポリシーの策定



2026年3月10日、フードテック官民協議会における細胞農業ワーキングチーム(以下、細胞農業WT)は、「細胞性食品に係るコミュニケーションポリシー(推奨・非推奨表現集)」の策定を発表しました。このポリシーの目的は、細胞性食品分野における対外コミュニケーションの質と一貫性を高めることです。このポリシーは、2026年2月24日現在のコミュニケーション環境に基づき、整備されています。

ポリシーの背景と策定プロセス



細胞農業WTでは、ポリシー策定のために事前に意見を募りました。2026年1月29日にJACA事務局から素案が配布され、意見収集期間が設けられました。この期間中には、食品企業や細胞性食品開発に関与する13社、さらにアカデミアの専門家と個別に意見交換が行われ、2月20日には全会員向けの説明会を開催。そして、ポリシーに対する意見交換会が2月24日に実施され、その結果がポリシーに反映されています。

コミュニケーションの重要性



今後、細胞性食品分野におけるコミュニケーションスタイルは、政策や社会的議論、環境の変化、そして技術の進展に応じて適宜見直されるべきです。細胞農業WTは、関係団体や企業へのポリシーの共有を進めつつ、情報発信の強化も図ります。具体的には、よくある質問(FAQ)集の整備や説明内容の充実を目指します。

推奨と非推奨の表現



細胞農業WTは、本ポリシーに沿った表現を用いて、コミュニケーションの一貫性を保ちつつ、消費者に誤解を与えないよう努めます。

推奨する表現


1. 細胞性食品: 科学的かつ中立的な表現で、消費者の理解を促進します。
2. セルベース食品: 英語の「cell-based」をカタカナにした表現で、概念整理に役立ちます。
3. 補完的なたんぱく源: 細胞性食品を、現在の食肉の「代替」と位置づけず、補完的な選択肢として説明します。

推奨しない表現


1. 代替肉: 本来の意図とは異なり、反発を招く可能性があるため避けます。
2. 再現肉: 「完全に再現した」という印象を与え、誤解を招く恐れがあります。
3. 培養肉: 専門用語を使用すると、消費者に誤解を与える可能性が高いため、使用を控えます。

さらなる取り組み



細胞性食品に関する社会的議論や技術動向は変化を続けることが予想されます。細胞農業WTは、ポリシーを継続的に見直し、必要に応じて情報を補足しながら、FAQや定義の整備にも取り組んでいく予定です。

問い合わせ先



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会社名
一般社団法人細胞農業研究機構
住所
東京都中央区銀座1-22-11銀座大竹ビジデンス2F
電話番号
080-7951-8779

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