Cellid、みずほ銀行のイノベーション賞を受賞
次世代デバイスの開発において注目を集めているCellid株式会社は、みずほ銀行主催の「Mizuho Innovation Award 2024.2Q」を受賞したことが発表されました。これは四半期ごとに革新的なスタートアップを表彰するプログラムであり、Cellidの技術とビジョンが高く評価された結果といえます。
みずほ銀行のイノベーション賞とは?
この賞は、みずほ銀行が選定した有望な企業に授与され、革新事業に取り組む企業の成長をサポートすることを目的としています。ビジネスモデルの優位性、チーム力、成長可能性などが審査され、その結果として受賞者が選ばれます。
受賞の理由
Cellidの受賞理由について、みずほ銀行は以下の点を評価しました。まず、独自の製造プロセスと光学シミュレーション技術を駆使し、世界最高水準の高精細さと広視野角を併せ持つディスプレイを実現していること。そして、軽量なプラスチックタイプの製造にも成功していることが挙げられました。また、白神社長を中心に、光学と半導体領域の優秀な人材が集まり、技術的革新を促進していることも高く評価されたポイントです。みずほ銀行は、今後のCellidの成長に期待を寄せています。
Cellidの代表取締役社長の言葉
この名誉ある賞の受賞に関し、Cellidの白神賢社長は「大変嬉しく思っています。これからも革新的な製品やサービスの提供に向けて、チーム全員で取り組んでいきます」とコメントしました。彼の言葉から、Cellidのさらなる挑戦への意気込みが伺えます。
Cellidの事業とは
CellidはARグラス用のディスプレイおよび空間認識エンジンの開発を主軸としています。特に、ウェイブガイド(DOE方式)を用いた光学シースルーディスプレイ方式の開発に注力し、薄さと軽さを両立した製品を市場に出しています。これにより、従来のメガネレンズに匹敵するクオリティと、これまでにない広視野角を持つ商品の提供が実現しました。
さらに、CellidはSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術を活用した空間認識ソフトウェアの開発にも取り組み、産業別のソリューションを提供しています。この技術の連携により、現実世界とデジタル世界の融合を促進し、より便利な情報ツールの提供を目指しています。
会社概要
- - 会社名: Cellid株式会社
- - 所在地: 東京都港区六本木4-8-6 パシフィックキャピタルプラザ5F
- - 代表者: 白神 賢
- - 設立: 2016年10月
- - URL: cellid.com
- - 事業内容: ARグラス用のディスプレイモジュールと空間認識ソフトウェアの販売
Cellidは今後も技術革新に挑戦し続け、その成果をもって業界のリーダーとしての地位を確立することでしょう。