大阪・関西万博のユニークな体験
2025年、大阪で開催される関西万博が話題ですが、その中でも特に目を引くのが「Love Stone Project EXPO 2025」と名付けられた石磨きワークショップです。この活動は、大阪石材工業の支援を受け、彫刻家の冨長敦也氏により実施されます。参加者は、世界五大陸から集められたハート型の石を自身の手で磨くことで、国籍や世代を超えた交流を図ることができます。
アナログなコンテンツの魅力
最先端技術が集まる万博の中で、「ただ石を磨くだけ」というシンプルな体験が注目されています。現代のデジタル社会に対する反発として、人々が原始的な行為に没頭する姿が多くの来場者を惹きつけています。ワークショップを体験した多くの参加者は、「集中できる時間が持てる」と感想を述べ、自然とその場に引き込まれる様子が見受けられました。
愛と平和を形にするアート
この石磨き体験は、単なるアートプロジェクトではなく、万博を訪れた多くの人々が共に参加し、「愛」と「平和」を表現する機会でもあります。会場は万博西ゲート近くのEXPOアリーナ手前となり、特別な予約は不要。誰でも気軽に参加でき、磨き終わった石は美しく光り輝くことが期待されます。
参加者の声
4月19日・20日のイベントでは、600人以上の来場者が石を磨く経験を楽しんでいます。「並ばずに参加できる」「無料で楽しめる」といった声が多く聞かれ、老若男女を問わず石磨きに集中する姿が印象的でした。また、参加者たちは磨く過程を通じて、石の変化を見守ることへの期待感も抱いています。
大阪石材工業の取り組み
このプロジェクトについて、大阪石材工業の代表は「多くの人々が力を合わせてアートを作り上げていくことに魅力を感じ、プロジェクトを支援しています。」とコメントを寄せています。石材の専門家としての知識と経験を活かし、多くの来場者にとって思い出深い体験を提供することを目指しています。
ワークショップ開催日程
- - 5月10日(土)、11日(日) やすり200番
- - 5月24日(土)、25日(日) やすり400番
- - 6月7日(土)、8日(日) やすり800番
- - 9月6日(土)、7日(日) やすり1500番
- - 9月20日(土)、21日(日) やすり3000番
- - 10月4日(土)、5日(日) やすり6000番
時間:各開催日の10時~15時
場所:西ゲート付近EXPOアリーナ手前(西ゲートを入って正面右手)
参加費:無料(大阪・関西万博の入場チケットが必要)
詳細については、
こちらのリンクをご覧ください。
天候により中止や変更がある場合がありますので、事前に確認してください。
このワークショップは大阪関西国際芸術祭の公式プログラムの一部として行われており、開催スケジュールや内容についての情報も随時更新される予定です。