ITIL®導入を支える!TIPA®コースの全貌とその魅力
ITIL®(IT Information Library)は、ITサービスマネジメントの標準として世界中で広く受け入れられており、毎年20万人以上の受講者がその認定資格を取得しています。日本でも、この資格を得たITプロフェッショナルは累計で11万人に達しています。本記事では、ITIL®の活用をさらに進化させる方法として注目されているTIPA®(ITIL®のためのTIPA®)コースに焦点を当て、その魅力やコースの内容を詳しく紹介いたします。
TIPA®の背景と重要性
近年、ITIL®の普及が進む中で、ITサービス・プロバイダーやユーザー企業では、ITIL®の導入効果を客観的に測定したいというニーズが高まっています。そのためのフレームワークとして、TudorはITIL®専用のアセスメント手法であるTIPA®を開発しました。この手法は、ISO/IEC 15504の原則を応用しており、柔軟かつ再現性の高いアセスメントを可能にします。これにより、ITIL®プロセスの成熟度を測定し、改善策を実施する流れが構築されます。
TIPA®コースの特徴
TIPA®のコースは、ITIL®実務者を対象にして設計されており、受講者同士の演習を通じてより実践的な学習が促されます。特に、TIPA®アセッサやリードアセッサの各コースは、アセスメント手法を習得することが主な目的です。また、各コースの受講により認定資格試験の受験も可能になり、合格することでTIPA®ツールを利用する権利を得ることができます。これにより、受講者はアセスメントビジネスの展開も図ることができるのです。
CEOからのメッセージ
ITプレナーズのCEOであるSukhbir Jasuja氏は、「ITサービスマネジメント関連のプロジェクトにおいて、ITプロセスをアセスメントすることはROI(投資利益率)の改善につながります。ITIL®のためのTIPA®コースは、ITプロフェッショナルがTIPA®フレームワークをもとに、ITプロセスの成熟度アセスメントを実施する能力を身につけるために設計されています。受講後は、ITにおける変革のサポートや導入に必要な技術を習得でき、それに関わるITサービスの価値を向上させることができるでしょう」と述べています。
ITプレナーズとは
ITプレナーズは、ITIL®やPRINCE2®などのベストプラクティスを洞察した教育コンテンツを提供している企業です。2001年にオランダで創設されたこの企業は、10年以上にわたり世界中で様々な教育プログラムを展開してきました。特に日本市場では、2005年からITIL®に関連したeラーニングコースを提供しており、多くの企業と提携しています。これにより、国内でも顕著にその存在感を発揮しています。
今後もITIL®のためのTIPA®コースは、ITプロフェッショナルに不可欠なスキルを提供し、業界全体の成熟度を向上させるための重要なツールとなることでしょう。興味を持った方は、ぜひこの機会にTIPA®コースへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。
受講に関するお問い合わせは、ITプレナーズのパートナーもしくは指定の連絡先にて承っております。公式サイトに掲載されている情報もチェックしてみてください。