オンラインカルテ新提案
2024-08-05 10:51:42

矯正歯科業務が変わる!オンラインカルテの新提案と連携

進化する矯正歯科業務のカタチ



デジタルの時代が進む中、医療分野にもその流れが浸透しています。特に矯正歯科技術においては、最新技術を取り入れることで、業務の効率化が期待されています。そんな中で、株式会社Brace(ブレイス)と株式会社アソインターナショナルが業務提携を行い、矯正歯科専門のオンラインカルテ「b-align(ビーアライン)」を通じた新たな試みが始まります。

b-alignの革新



この提携によって実現されるのは、矯正歯科医が紙の技工指示書をデジタルで管理できる機能です。これにより、従来の紙ベースのやり取りが省かれ、オンラインで技工指示をデジタル管理することで、一元化されたプラットフォームが形成されます。これまで国内では実現できなかったこの仕組みにより、業務の管理工数の大幅な削減が期待されています。

特に、技工指示書のページでは、セット日、患者名、担当医師、模型種類など必要な情報を一目で把握できます。また、技工指示の内容はテンプレートとして保存可能で、頻繁に行う発注作業の効率化が図られます。これにより、矯正歯科医やクリニックのスタッフは患者との接触に多くの時間を割くことができるでしょう。

デジタル管理のメリット



「b-align」にはSTLデータやクラウド3D模型サイトの情報を簡単に技工所と共有できる機能も備わっており、データのダウンロードやアップロード作業が不要になります。これにより、技工士は豊富な情報をもとに治療に集中できる環境が提供されます。さらに、予約管理機能も搭載されており、技工物の納品漏れや発注ミスを防ぐ仕組みが整っています。

矯正治療の未来に向けて



国策として矯正歯科技術のICT利活用が推進されている中、今後ますますこのデジタル化が求められています。特に、2040年に向けた国民皆歯科健診の実現に向けて、矯正歯科医院の効率化は不可欠です。デジタル化により、医療従事者が紙書類にかける時間を減らし、より多くの患者に高品質な治療を提供することが求められています。

また、株式会社Braceは「最善の矯正治療を世界中でサポートする」というミッションのもと、業務の支援を行うことで、患者が質の高い治療を受けられる基盤を築くことを目指しています。

未来のイベントに向けて



このような背景の中、Braceとアソインターナショナルは、2024年10月に開催される第83回日本矯正歯科学会学術大会に出展予定です。この機会に「b-align」について詳しい説明が行われるので、興味がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。デジタル化が進む矯正治療の新しい可能性を探るチャンスです。

症例が増え続ける矯正歯科治療において、今後の進展が期待される「b-align」の活躍に注目したいところです。


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会社情報

会社名
株式会社Brace
住所
東京都渋谷区渋谷1-8-6VORT渋谷宮益坂 2F
電話番号
050-5527-5354

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