40代以降の女性が抱える『隠れ更年期』の実態
近年、40代以降の女性を対象とした『不調に関する意識調査』が実施され、その結果が注目を集めています。キューサイ株式会社が行ったこの調査からは、多くの女性が日常的に感じている不調を更年期と結びつけていない実態が明らかになりました。
調査結果の概要
調査によると、40〜50代の女性の約84%が「肌の乾燥」、82%が「頭痛・めまい」、79%が「不眠」、および72%が「貧血気味」といった身近な不調を経験しているとのこと。しかし、これらの症状に対して、更年期の影響を認識している割合は低く、特に「肌の乾燥」は42%、「頭痛・めまい」と「不眠」もそれぞれ46%と45%といった結果が出ています。
これらの結果から、日常の些細な不調の認識が不足していることが示唆され、多くの女性が『隠れ更年期』に苦しんでいる可能性が浮かび上がりました。
不調を放置する理由
調査対象者の半数以上(50.6%)が、自身の不調に気づいていながらも「特に対処していない」または「解決策が分からない」と回答しています。その理由として挙げられたのは「年齢による諦め」が29.4%、「何をすれば良いか分からない」が25.2%というものでした。このような理由から、多くの女性が自身のケアを後回しにしている実態が浮き彫りとなっています。
周囲の目が気になる『責任世代』
また、調査では95%以上の女性が、仕事や家庭で不調が知られることに不安を抱いていることが分かりました。「つらい気持ちを押し込めている」ことを意識している人も56%を超えており、その多くが周囲の評価やポジション喪失を恐れています。このような心の負担も、女性たちが自分自身を大切にできない要因の一つと言えるでしょう。
前向きな変化を求める声
一方で、51.6%の女性が体調や気分の不調に「前向きに対処したい」と考えています。具体的には「早めに対処して自分を大切にする」という声や、「自分の不調を理解して、自信を持ちたい」などが聞かれます。しかしながら、約20%の女性は「今どう向き合えばよいか分からない」とその方法に困惑している現状があります。
自分の状態を見つめ直すことが重要
自己認識の改善が『隠れ更年期』の解消に繋がる可能性があります。調査の前後で自身の不調に対する認識を比較したところ、不調を感じないと回答した割合が31.9%から23.9%に減少し、実際に自身の不調が更年期の影響であると認識する人も増加しました。
まとめ
この調査結果は40代以降の女性にとって大変貴重なものであり、今後の健康管理に役立つことでしょう。自らの体調をしっかりと見つめ直し、無理せずに適切なケアを行うことが、『隠れ更年期』を減らし、より健やかな人生を送る鍵となるでしょう。そして、キューサイ株式会社はそのような女性たちをサポートする体制を整えていくことが求められています。