AI技術を駆使した新感覚インフルエンサーマーケティング「influed」手がける新時代の広告戦略

株式会社メタサイトが展開するインフルエンサーマーケティングサービス「influed」は、2023年1月のサービス開始からわずか3ヶ月で3,000人のインフルエンサーを集める成果を上げました。

このプロジェクトの特徴は、AI技術を駆使したデジタルマーケティングプラットフォームであることです。SNSやブログで活動するインフルエンサーと、彼らに広告キャンペーンを依頼したい企業を効果的に結びつける仕組みが採用されています。従来のインフルエンサーマーケティングは、エージェント型のアプローチに依存し、一般に知られたカリスマインフルエンサーたちを個別にエージェントが選ぶというスタイルが主流でした。

しかし、「influed」は、個別のインフルエンサーを管理する手間を省き、ナノインフルエンサーと呼ばれる小規模フォロワーを持つSNS発信者たちにダイレクトにアプローチすることが可能です。これにより、企業は圧倒的な低コストで多数のインフルエンサーにリーチし、広範囲なプロモーションが実現します。

「influed」では、インフルエンサー向けに専用のiPhoneアプリ「influedアプリ」を開発しており、クライアントにはSaaS形式で提供される「influed AD Market」も利用可能です。参加企業は広告案件ごとに1万円からの低料金で参入でき、掲載期間は1週間から最大30日間まで設定可能です。インフルエンサーの投稿によって得られたクリック数に依存しない明朗な料金体系が特徴です。

このサービスの開始から3月末にかけては、すでに100件を超えるキャンペーンが実施され、中には120人以上のインフルエンサーが関連する投稿を行った例もあります。これまでの手法とは一線を画す、コストパフォーマンスに優れたインフルエンサーマーケティングが今後の業界で注目される理由です。

「influed」が持つ可能性は、特に小さな企業や新興ブランドにとって大きなチャンスともいえます。従来のエージェント型では確保しきれないマーケットに目を向け、より多様な消費者層にアプローチを図ることができます。

また、主要なウェブサイトやアプリでは、インフルエンサーの具体的な活動内容や過去の成功事例が掲載されており、クライアントは投資対効果を容易に検証することが可能です。さらに、企業自身が広告キャンペーンの内容を細かくデザインできるため、自由度が高いマーケティング展開が期待されます。

「influed」は今後も成長を続け、進化するデジタルマーケティングの第一線に立つことでしょう。広告業界の新しいトレンドをリードする存在として、企業とインフルエンサー双方に新たな価値を提供しています。