ヘルステック研究所、新本社
2020-08-03 14:30:52
株式会社ヘルステック研究所が京都大学内へ本社移転し新たな研究拠点を開始
株式会社ヘルステック研究所の本社移転について
株式会社ヘルステック研究所が2020年7月1日付けで本社を移転しました。新たなオフィスは、以前の本社と同様に京都大学内に位置し、「イノベーションハブ京都」の施設に入居しています。このハブは、京都大学「医学領域」産学連携推進機構 KUMBLが運営するオープンイノベーションの拠点で、異領域の専門家たちが集まり、新たなバイオメディカル分野のベンチャーを支援しています。
本社移転に伴い、ヘルステック研究所はこれまでのPHRプラットフォームの研究や開発から、2023年3月にリリースした「健康日記」アプリを基に、PHRの社会実装フェーズへと進んでいます。新たな環境では、医薬系の専門機関との連携がますます重要になるため、イノベーションハブ京都が提供する多様なプログラムが、今後の研究にとって大きな力となると考えています。
イノベーションハブ京都の役割
「イノベーションハブ京都」は、アカデミアやベンチャー企業、大企業、そして投資家が集まり、ネットワーク構築と情報交換を通じて、バイオメディカル分野での新たなビジネスの創出を目指しています。特に京都大学医学研究科が推進してきた創薬研究開発に加え、医療機器やヘルスケアアプリの開発を促進するプラットフォームとして機能しています。ここでは異分野の専門家同士が交流し、互いの成長を助け合い、新たな市場を開拓するためのサポートが得られます。
研究支援の体制
ハブ内では、研究成果の実用化を目指す企業に対し、実験スペースや設備の提供、様々な交流プログラムが準備されており、全面的な支援が行われています。こうした支援体制は、研究者やベンチャー企業にとって心強い後ろ盾となり、実用化を加速させることでしょう。京都大学が提供するハード・ソフト両面の支援により、研究がより進展することが期待されています。
ヘルステック研究所の今後の展望
ヘルステック研究所は、新オフィスで今後も社会に貢献する研究とサービス提供に取り組んでいく方針です。特に、健康観察アプリ「健康日記」の開発と運営、大学向けの保健管理システムの提供を通じて、より多くの人々の健康管理に寄与していくことを目指しています。さらに、京大名誉教授である川村孝先生が医学顧問を務める「Drたかちゃんの健康研究所」などの予防医学の啓発活動も行い、将来的には地域社会に向けた健康促進プログラムも展開していく予定です。今後、ヘルステック研究所の新たな展開に注目していきたいと思います。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ヘルステック研究所
- 住所
- 京都市左京区吉田上阿達町17
- 電話番号
-