しらさぎ保育園が学びの新たなステージへ
東京都板橋区に位置する社会福祉法人興善会しらさぎ保育園では、園児たちの好奇心を引き出すために、さつき株式会社の電子黒板「ミライタッチ」を導入しました。この新しいデジタルツールが、園児たちの遊びや学びにどのような影響を与えているのか、その実践例を紹介します。
導入の背景
しらさぎ保育園は自然豊かな環境にあるため、実体験を重視した教育方針を取っています。もともとはデジタル技術の導入に消極的でしたが、デジタル絵本の取り入れをきっかけに、テクノロジーの利点に少しずつ気づき始めました。これまで制約があった教育活動がデジタル技術により実現できることに気づいたことから、電子黒板「ミライタッチ」が導入されることとなりました。
大画面の利点
特に魅力的だったのは、65インチの大画面です。従来の紙の絵本やタブレットでの読み聞かせは、限られた人数しか楽しむことができませんでした。しかし、ミライタッチの実物投影機を活用すれば、クラス全員で大画面を通じて楽しむことが可能になります。普段の教室でも導入試験が行われ、その利便性が確認されると、その評判を受けて2025年に正式導入が決まったのです。
観察教育の実践
ミライタッチを導入したことによって、子どもたちの観察教育が一変しました。特に5歳児が行ったトカゲの観察では、内蔵された光学3倍ズーム機能を使うことで、細かい部分まで観察可能になりました。これにより、子どもたちは周りの友達と一緒に同じ画面を見ながら観察し、興味を深めることができました。この体験は、命の尊さを理解する機会ともなり、自然との関わりを大きく豊かにしました。さらに、ミライタッチを使った情報検索機能を駆使して、餌となるワラジムシを探しに園庭に出かけることにも繋がりました。
イメージ共有の強化
また、造形遊びの場面でもミライタッチは大いに役立っています。地域のお店を再現するためには、通常の散歩や観察が必要ですが、猛暑のため外出が難しい中でも、インターネット上の画像を利用して子どもたちに事前に見せることができました。「ラーメン屋」と一口に言っても、外観が異なることを視覚的に提示することで、子どもたちのイメージ共有がすぐに行え、活動の質が格段に向上しました。
保護者とのコミュニケーションの強化
さらに、ミライタッチは保護者向け行事でも活用されています。園で得た情報を保護者に伝える際、この電子黒板の大画面を用いることで、視認性が改善され、より正確で効率的な情報伝達が可能になりました。保護者会では、重要な資料を投影して説明を行うため、参加者全体の理解度が高まっています。
まとめ
しらさぎ保育園での「ミライタッチ」の導入は、デジタルトランスフォーメーションの好例であり、教育現場における技術の可能性を示しています。子どもたちの好奇心を引き出し、より深い学びを実現するために、今後もこのような取り組みが広がっていくことを期待しています。緑溢れる環境で、子どもたちが未来に向かって成長する姿に今後も目が離せません。