宮崎市に新たに生まれたスタートアップ支援の拠点ATOMica

宮崎市にスタートアップ支援施設ATOMicaがオープン

2019年6月17日、宮崎市のボンベルタ橘に、スタートアップやローカルビジネスを支援する新しい施設「ATOMica」が誕生しました。この施設は、株式会社ATOMicaによって運営され、ビットキーとディー・サインが共同で設立したジョイントベンチャーによるものです。ATOMicaの目的は、最新テクノロジーと地域の力を融合させ、新たなビジネスやプロジェクトを生み出すことです。

利用シーンと多彩な会員構成

ATOMicaは、様々な利用シーンを提供しています。例えば、宮崎市街地から離れた場所にオフィスを持つ法人の方々が街中の拠点として利用したり、他県からのビジネス進出者がオフィスとして活用したりといったケースがあります。また、個人事業主の方々や営業担当の方々による利用も多く、商談やイベントの開催にも対応しています。

現在、ATOMicaには多数の業種の会員がいます。具体的には、医薬系営業や広告代理店、エンジニア、デザイナー、ファイナンシャルプランナーなど多岐にわたり、活発なコラボレーションが期待されています。

ATOMicaの特長

ATOMicaは、ビジネスに必要な設備が整った環境を提供しています。コワーキングスペースや個室、会議室といったさまざまなスペースがあり、ネット環境や登記の許可も可能です。また、最新のスマートロックシステムによって高いセキュリティが実現されており、快適に仕事をすることができます。さらに、ATOMicaにはコミュニティマネジメントチームが設けられ、会員間の交流を促進するイベントやマッチングの支援も行っています。

地方企業との連携と食のサポート

ATOMicaでは、地域企業との連携が強化されています。助成金の紹介や実証実験の場所提供など、様々な形での事業支援が行われ、企業同士のネットワーク構築が促進されています。また、併設されているシェアキッチンとカフェ「THE PUBLICTABLE」では、飲食の場を提供し、イベント時のケータリングサービスも利用可能です。