蔵出しみかんの魅力
2024-12-04 10:44:13

2025年の蔵出しみかん、収穫から出荷までのストーリー

蔵出しみかんの魅力とその製法



和歌山県海南市下津町の特産品、蔵出しみかんの出荷作業が始まりました。本年は、猛暑と秋の多雨に影響を受けたにもかかわらず、最終的には良好な状態に仕上がっています。蔵出しみかんは、収穫後に特別な木造の蔵で熟成されることで、まろやかな味わいと豊かなコクが生まれます。

今年の気候と収穫の状況



今年の気候は厳しいものでした。夏から秋にかけての猛暑により、みかんに日焼けがみられ、その後の高温続きが果実の着色を遅らせる結果となりました。特に、9月と10月に降った秋雨は、立派な果実の成長を助けましたが、例年に比べると収穫時期は遅れました。しかし、11月に入り乾燥した気候が続くと、糖度が平年並みに戻り、さらにやや高めに成長することができました。サイズもやや大きくなっています。

蔵出しみかんの収穫から出荷まで



1. みかんの収穫


蔵出しみかんを収穫する際は、みかんの皮を傷つけないように、一つ一つ丁寧に行います。この作業は、品質の良い商品を作る上でとても重要です。

2. 蔵への運搬


収穫したみかんは、畑の蔵へ運ばれていきます。毎日、約2トン以上のみかんを運び込んでいます。

3. 予措(よそ)作業


収穫されたばかりのみかんは、湿度70~80%の環境で1~2週間置かれます。この工程によって、果皮の水分を適切に蒸散させることで、腐敗のリスクを減少させます。

4. 箱入れ


予措作業の後、みかんは木箱に入れられます。この段階では、傷んだ果実がないかを念入りにチェックします。

5. 貯蔵


木箱に詰められたみかんは、専用の蔵の中で保存されます。収蔵環境は、温度5~8度、湿度85%が理想。これを維持するために、蔵の構造も重要です。

蔵の保存方法の秘密



伝統的な木造の蔵は、湿度の調整に優れています。木材が湿度を吸収・放出し、一定の環境を保つことができるのです。また、土壁の断熱効果や換気システムも貯蔵環境を最適に保つ手助けをしています。これらの工夫により、蔵出しみかんの品質が保たれます。

出荷時期と味わい



蔵出しみかんは、収穫後の熟成を経て、年明けの1月から3月にかけて出荷されます。熟成されたみかんは、酸味が和らぎ、コクのある甘みが引き立ちます。出荷開始を楽しみにしている人も多いことでしょう。

商品情報


■ 商品名: 蔵出し晩生みかん
■ 販売価格: 5kg 3,490円(税込・送料込)
■ 販売時期: 11月~2月(予約販売)

農園のご紹介



蔵出しみかんの藤原農園では、海南市下津町特産の蔵出しみかんを中心に、季節ごとにさまざまな柑橘類を栽培しています。地元の新鮮なみかんを直送し、ブログやYouTubeでその魅力を発信しています。詳しくは公式サイトをご覧ください。

蔵出しみかんの藤原農園公式サイト


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会社情報

会社名
蔵出しみかんの藤原農園
住所
和歌山県海南市下津町小畑979
電話番号
090-1957-0641

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