静岡県ウェルビーイング創出プロジェクトが始動
静岡県が株式会社PoliPoliと共に、県民一人ひとりの幸福感をアップさせる「ウェルビーイング創出プロジェクト」を実施することになりました。このプロジェクトでは、静岡県民の幸せを向上させるための実証実験が行われ、特にシニア世代を対象にした取り組みが注目されています。プロジェクトの中核として選ばれたのは、株式会社奥遠州Xの提案です。
採択団体の選定
新しい試みとして、静岡県は今年1月14日に県庁で最終プレゼン審査を実施し、9団体の応募の中から3団体について最終選考を行いました。その結果、奥遠州Xが選ばれ、150万円の寄付金を受け取ることになりました。この金額は、進捗を確認後にさらに追加資金が考慮されるとのことです。
審査のポイント
審査には、静岡県知事の鈴木康友氏と、寄付者である株式会社kubellの代表取締役CEO、山本正喜氏が出席し、それぞれの提案について質疑応答を行いました。採択の理由には、シニア世代の創業支援という新たな視点や、健康寿命日本一の静岡県での実施意義が挙げられました。
奥遠州Xのプロジェクト内容
株式会社奥遠州Xが提案したのは、浜松市の佐久間地域を対象にした「佐久間ウェルカム塾」です。このプログラムでは、シニア世代に向けた創業支援を行うとともに、地域コミュニティを形成し、年齢や経験に関係なく誰もが挑戦できる環境を作ることを目指しています。具体的には、ITやDXなど新しい分野での未経験者を支援する若手プレイヤーと連携し、安全にビジネスをスタートできるような仕組みを構築していくとのことです。
プロジェクトの実施と期待
このプロジェクトの実施は、2026年3月から9月までの半年間にわたって行われます。地域のシニア層が持つ知識や経験を活かし、新しいシニア世代のビジネスモデルを模索することで、地域社会全体の活性化に貢献できることが期待されています。さらに、全国に展開できるモデルケースとしての可能性も秘めており、静岡県が取り組むこのプロジェクトが他の地域にも好影響を与えることが望まれています。
PoliPoliの取り組み
このプロジェクトは、PoliPoliが設立した寄付基金『Policy Fund』に基づいて実施されます。この基金は社会課題解決を加速するために設立されたもので、個人や各団体から集めた寄付金を活用し、様々な社会的企業やNPOに支援を行います。
知事や代表のコメント
鈴木知事は、この連携プロジェクトが県民のウェルビーイング向上に寄与し、民間の柔軟な発想が社会に革新をもたらすことを期待しています。また、奥遠州Xの代表である大見拳也氏も、地域の文化や風景を次世代に受け継ぎ、シニア世代の持つ魅力を活かした新たな地域活性化を目指すとのメッセージを発表しました。
このプロジェクトによって、静岡県がどのように変わっていくのか、今後の進展に注目です。