陸上養殖設備展2025が描く未来の水産業
2025年10月15日から17日、東京ビッグサイトで開催される「陸上養殖設備展2025」は、持続可能な漁業を支える重要なイベントです。この展示会は、昨年初めて開催された「アクアポニックス・陸上養殖設備展」を基に、陸上養殖技術に特化して内容をリニューアルし、業界の関係者が一堂に集まる機会を提供します。
陸上養殖技術の重要性
近年、海洋環境の変動や水産資源の減少が深刻化しています。そうした状況下で、陸上養殖は安定した水産物の供給を可能とする新たな手段として注目されています。陸上養殖は、自然環境の影響を受けにくく、環境負荷が軽減されるため、必要な魚種を計画的に生産し、高品質な水産物を供給することが期待されています。
出展の魅力
「陸上養殖設備展2025」では、陸上養殖に特化した設備や技術が展示され、ビジネスの成長を促進する質の高いマッチングの場を提供します。陸上養殖事業者、流通業者、加工業者、小売業者など、様々な分野からの参加者が直接的な商談機会を得ることができるため、新たなビジネスチャンスの発見が期待されます。
FOOD展との同時開催
同会期中には、食品工場設備の専門展示会「FOOD展2025」も開催されます。この同時開催により、食品業界の多様な来場者との接触が可能となり、異業種間の商談機会が広がります。これによって、養殖業界だけでなく、食品関連のビジネスも活発化することでしょう。
セミナープログラムの充実
このイベントでは、業界のキーパーソンによる注目のセミナーも開催されます。参加者は、実際の経験に基づいた貴重な講義を聴講することができ、ビジネスモデルや最新の技術、戦略などの貴重な情報を手に入れることができます。特に、NTTグリーン&フードの代表取締役社長、久住嘉和氏や、ニチモウの養殖開発室から服部廉氏など、様々な専門家が登壇予定です。
出展申込のご案内
出展申込は2025年5月末まで受け付けており、参加を希望する企業は早めに事務局に連絡を取ることが勧められています。新しい市場の開拓やビジネスの発展に向けて、出展を通じたPRの機会が広がっています。
未来の水産業を切り拓く
持続可能な水産業の発展が期待される中、「陸上養殖設備展2025」は、企業間の連携を促進し、新しいビジネス機会を創出する貴重な場として位置づけられています。これにより、水産業が抱える課題解決に寄与し、さらなる成長が期待されます。
この盛大なイベントで、新しい技術に出会い、未来の水産業の可能性を感じてみてはいかがでしょうか。