長崎での清掃イベント
2025-10-27 16:19:24

海洋ごみ問題解決に向けた清掃イベントが長崎で開催される

楽しみながら環境問題を学ぶ|長崎市伊王島での清掃活動



2025年10月19日、長崎県の伊王島にて、釣りイベント「こども釣り教室 2025 in 伊王島」と「伊王島釣りフェス」に合わせて、約150名が参加した清掃活動が行われました。このイベントは、一般社団法人NEXTながさきごみゼロプロジェクトの主催で、長崎県釣り団体協議会及び青年部の協力を得て実施されました。これは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として行われています。

この活動の目的は、子どもたちや地域の人々に海洋ごみ問題を理解してもらい、実際の行動を通じてマナーを学ぶことです。海岸での清掃は、釣りを楽しむだけでなく、地域の美化にも寄与し、参加者が海に対する愛着を深める機会となります。イベント当日は晴天に恵まれ、参加者たちは釣りを楽しんだ後、周辺を掃除し、ペットボトルや空き缶などを集めました。その結果、20袋ものごみが集まりました。

参加者の声


参加した子どもたちからは、「思っていたより多くのごみが落ちていた」との驚きの声や、「ごみを海に捨てるのはダメ」との反省の言葉が聞かれ、学びを得た様子が伺えました。イベントを通じて、子どもたちは海の大切さやマナーを実践的に学ぶことができたと言えます。

清掃活動の背景


一般社団法人NEXTながさきごみゼロプロジェクトは、海洋ごみ問題の認知を広め、地域住民一人一人がこの問題を身近に感じることができるような活動を行っています。自治体やNPO、学校、企業と連携してさまざまな企画を実施し、「海ごみ撲滅」を目指しています。特に、次世代へキレイな長崎の海を引き継ぐために啓蒙活動を行っており、本イベントもその一環として位置づけられています。

日本財団の取り組み


また、「CHANGE FOR THE BLUE」は、日本財団が海洋ごみ問題を国民ひとりひとりに自分ごととしてとらえ、意識を向上させることを目指して始められたプロジェクトです。産官学の様々なステークホルダーとの連携を通じて、海洋ごみ削減のモデルを国内外に発信し、広く社会に浸透させることを目指しています。

まとめ


このような釣りイベントと清掃活動を通じて、地域の子どもたちが海の大切さを体感し、次世代へと続く意識の拡充に寄与していくことが期待されます。この活動は、ただの清掃にとどまらず、海を愛する心を育てる大事な機会であり、地域社会全体でこの意識を高めていくことが求められています。


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