音楽と鉄道が交差する音鉄旅
鉄道好きで日本を代表するサクソフォン奏者・上野耕平が、東京・浅草からスペーシアXに乗り込み、音の旅を繰り広げる。今回の放送は、音楽家であるがゆえに鉄道の音に対する独自のこだわりが色濃く表れる内容になっている。礼二もその熱意に驚きを隠せない。
雷門でのサックス演奏
旅は、東京の雷門で始まる。上野はサックスを手に取り、周囲の空気を感じながら音を奏でる。周囲には音楽と鉄道のハーモニーを求める彼の姿が見られ、視聴者にはその情熱が伝わってくる。
集音マイクとレコーダー
新車両・スペーシアXの出発を待つ上野には、駅弁やお茶ではなく、集音マイクとレコーダーが手にされている。音楽家として、記録する音質にこだわり、最高の音を拾おうとする姿勢には驚かされる。礼二もその光景を新鮮に感じ、「鉄道好きの俺から見てもドキっとするもん」と大興奮している。
新車両の特徴
昨年運行を開始したばかりのスペーシアXは、そのデザインからも一際目を引く存在。真新しい車両の中で、上野はマイクを取り出し、各所の音を収録していく。次の目的地は東武日光駅だが、上野は栃木駅で下車する理由は何だろうか。「今回は音鉄だから、音優先やからね」と礼二が軽快に説明する。
音に没頭する上野
次に乗り込んだのは、スペーシア100系車両。この車両でも、彼は音に夢中。到着するたびに新たな音を求め、にやける彼の表情は、観客に彼の熱意を強く伝える。友近もその様子を見て「猟奇的というか…奥さんとか彼女とかが顔を見たら、大丈夫かな?」と冗談を交えて心配する。
日光の街探索
日光に到着した上野は、街を散策しながら再び音の魅力に気づく。そして、思いもよらぬものにマイクを向けると、友近は「最高!これはずっと聞いていられる、私」と興奮。日光での探索は、音の旅として確かな実績を伴う。
SL大樹とロープウェイ
さらに初体験のSL大樹に乗車し、鬼怒川温泉ではロープウェイにも挑戦。音鉄としての目線が加わり、観光地ならではの魅力を存分に味わう。礼二は、技術スタッフのような上野の姿に思わず笑みがこぼれる。「技術さんがインサート音を録りに行っているみたい」と表現する礼二。
特別な観光地の一面
旅の締めくくりとして、上野が見せる観光地の一面に乞うご期待。これまでの旅の中で感じた音の数々が、どのように融合するのか。上野耕平の音鉄旅の魅力を通して、音楽と鉄道の新たな関係性を見出すことができるだろう。これは単なる旅ではなく、音楽を体験する機会となる。
この特集は、11月12日に放送されるBS日テレの「友近・礼二の妄想トレイン」にて公開される予定。
この音の旅を通じて、視聴者もまた新たな視点から鉄道の旅を楽しむことができるはずだ。