オーシャンリペア、ふるさと納税で磯焼け対策
2024-07-02 18:41:33

立命館大発スタートアップ「オーシャンリペア」、福岡市ふるさと納税で磯焼け対策を加速!

立命館大学発のスタートアップ企業であるオーシャンリペア株式会社は、福岡市の「令和6年度ふるさと納税を活用した福岡市ソーシャルスタートアップ成長支援事業」の個人版ふるさと納税制度を活用した寄付受付を「ふるさと納税forGood」で開始しました。

この事業は、社会や地域の課題解決に取り組むスタートアップ企業を支援するため、福岡市が今年度から新たに始めた取り組みです。オーシャンリペアは、認定企業10社のうちの1社に選ばれ、全国からの寄付を募り、経営基盤強化のための補助金の原資とすることを目指しています。

オーシャンリペアは、海の環境問題である「磯焼け」の解決を目指し、原因となる食害魚「イスズミ」「アイゴ」を使ったドッグフード「オーシャンハーベスト」を開発しました。同社は、9月より全国販売を開始する予定で、この補助金を活用して販売促進やキャットフードなどの開発を進め、食害魚の消費拡大による環境負荷の低減を目指しています。

オーシャンリペアは、2022年から立命館大学のグラスルーツイノベーションプログラムなどの支援を受けて、磯焼けの原因となる魚のペットフード活用に関する研究を進めてきました。試作やテストを重ね、イスズミ・アイゴを使用したドッグフード「オーシャンハーベスト」を開発し、2024年2月に立命館大学発スタートアップとして法人設立しました。

同社は、ドッグフードの販売だけでなく、キャットフードや飼料の開発、イスズミ・アイゴ漁獲後の藻場への影響評価など、事業と研究の両面から藻場回復を目指しています。

オーシャンリペアは、ふるさと納税による寄付を通して、海の環境問題解決への取り組みを加速させ、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。


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