ハートスワップで支援
2023-08-28 18:32:34

古着を通じて難民支援!「ハートスワップ」プログラムのご紹介

近年、古着のリユースが注目される中、一般社団法人Tumugu~つむぐ~と認定NPO法人難民を助ける会(AAR Japan)が共同で立ち上げた新しいプログラム「ハートスワップ」が、2023年6月20日にリリースされ、本格的な活動が8月1日より開始されました。この取り組みは、寄付者が不要な衣類や雑貨を寄付して、同時に難民支援に貢献できるユニークな仕組みを提供しています。

ハートスワップとは?


「ハートスワップ」は、寄付者が3300円で提供される袋型または箱型の資材を購入し、それに不要な衣類やバッグ、雑貨を詰めて送るというプログラムです。この資材費から500円が直接AAR Japanに寄付され、さらに送られた品物の査定額に対しても3割が追加でAAR Japanに寄付される仕組みです。これにより、寄付者は実際に社会貢献を行いながら、古着のリユースを促進することができます。寄付の際の手続きは、ハートスワップのLINE公式アカウントから簡単に行うことができ、初心者でも気軽に参加できるのが特徴です。

参加企業とその役割


このプログラムには、京都市のNIPPON47や兵庫県のReriseなど、古着の再流通を手がける複数の企業が参与しています。送られた品物はReriseが査定し、国内のリユースに適したものはReriseが、海外のリユースに向くものはNIPPON47が取り扱います。このように、古着のリユース事業が広がることで、難民支援とリユース促進の両方を実現することができるのです。

Tumuguの過去の取り組み


一般社団法人Tumuguは、これまで発達がゆっくりなお子様を持つ母親たちが交流し、情報交換できるサロンや、未来を考えた子ども向けのイベントなどを運営してきました。AAR Japanの活動に共感し、共に「ハートスワップ」の実施に至ったそうです。古着の寄付に対するニーズはあったものの、受け皿が整っていなかったことから、リユース企業と連携することで、寄付を行う環境が整ったのです。

新たな店舗のオープン


さらに、株式会社Reriseが新たに開店する「半額倉庫稲美店」が2023年9月1日に兵庫県加古郡稲美町にオープンします。ここでは、Tumuguも協力し、大人から子どもまで楽しめる店舗作りに取り組み、子ども向けの駄菓子やくじ引きなども常設されます。これにより、地域全体での社会貢献が促進され、便利で楽しめるショッピングの場が提供されることでしょう。

支援の輪を広げよう


「ハートスワップ」は、古着を通じて難民支援の輪を広げる素晴らしい取り組みです。皆さんも、自宅に眠っている不要な衣類や雑貨を寄付することで、この活動に参加し、社会貢献を実現できる機会を手に入れてみませんか?

会社情報

会社名
一般社団法人Tumugu
住所
兵庫県神戸市西区王塚台1丁目53番
電話番号
050-3201-4029

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。