阪神電車とJR西日本が手を組んだ新たなおでかけ構想
2025年4月1日から10月31日までの期間において、阪神電気鉄道株式会社と西日本旅客鉄道株式会社が新たに提供する「阪神・JR西日本 おでかけ1dayパス」が、アプリ「KANSAI MaaS」を通じて発売されます。これにより、利用者は阪神線とJR線の自由周遊区間を1日間無制限に行き来できるため、大阪・関西万博期間中の観光や日常のお出かけがさらに便利になります。
発売と利用の詳細
このおでかけパスは、利用日の1ヶ月前から販売が開始され、利用日当日まで購入可能です。利用自体も2025年4月1日から10月31日まで同じ期間内に行われ、価格は税込で1名あたり1,400円となっています。残念ながら、小児用の設定は用意されていませんが、大人にとっては非常にコストパフォーマンスの良い選択肢となるでしょう。
パスの有効期間は1日間であり、最終列車まで利用可能です。乗車の際は、「KANSAI MaaS」のアプリで表示されるQRコードを改札機にかざすことで簡単に乗り降りができます。このQRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標で、利用者からも好評を得ています。
購入方法
このパスは「KANSAI MaaS」アプリまたはウェブサイトでのみ購入可能で、購入には会員登録とクレジットカードによる支払いが必要です。興味深い点は、購入者が複数枚を同時に購入し、そのチケットを他の人に分配することができるため、友人や家族と一緒に使うことも可能です。なお、購入時には4枚まで一括で購入でき、分配された側も「KANSAI MaaS」の会員登録が必須となります。
KANSAI MaaSとは
このおでかけパスが発売されるアプリ「KANSAI MaaS」は、関西地域に特化した広域型MaaSアプリです。鉄道7社が連携して提供しており、主な機能としてはマルチモーダル乗換経路検索や電子チケットサービス、さらにはレジャーや宿泊情報など、観光に必要な情報が一元化されています。
使いやすさが追求されたこのアプリでは、駅構内図や列車の走行位置をリアルタイムで確認できるため、旅行者にとっては非常に有用なツールとなるでしょう。すべてのサービスはスマートフォン上で利用可能で、スマートなお出かけが実現します。
関西への旅行を考えている方にとって、阪神電車とJR西日本が共同で提供するこの新しいサービスは、見逃せない存在になることでしょう。詳細については、各社の公式ウェブサイトにアクセスしてください。
参考情報
この機会にぜひ、「阪神・JR西日本 おでかけ1dayパス」を利用して、関西の魅力をたっぷりと堪能してみてはいかがでしょうか?