由良町の海藻に新たな風
2026-09-08 14:36:40

和歌山県由良町が挑む海の厄介者「あかもく」の新たな魅力発見

和歌山県由良町とSHIBUYA QWSのコラボイベント



2026年8月21日、和歌山県由良町にある海の厄介者「あかもく」をテーマにした体験型共創イベント「YURA LAB(ゆらラボ)が渋谷スクランブルスクエアの15階に位置する共創施設「SHIBUYA QWS」にて開催されました。地元の漁業者で構成された「紀州あかもく会」とともに企画されたこのイベントには、約30名のクリエイター、飲食店オーナー、シェフ、社会人や学生が参加し、由良町の漁師たちと共に新たな食べ方や販路のアイデアを創出しました。

あかもくの再評価



かつては漁師たちから「邪魔者」として扱われていた海藻「あかもく(ジャマモク)」ですが、地元の漁師たちはこの海藻の可能性に目を向け始めました。あかもくは実はミネラルや食物繊維、フコイダンを豊富に含む「海のスーパーフード」として注目されています。加工技術が向上し、「紀州あかもく」という地域ブランドが確立されると、あかもくは今では名物料理「あかもく丼」として親しまれる存在になりました。

特に注目すべきは、あかもくの加工を手がけた漁師たちの手が驚くほど美しくなったことです。これを受け、近畿大学との共同開発によりあかもくの成分を使用した美容液「Acura(アキュラ)」が誕生しました。このように、厄介者が地域の宝物に変わっていくストーリーが生まれています。

第1部:あかもくの歴史と未来の話題



イベントの最初のセッションでは、紀州あかもく会のメンバーが登壇し、あかもくが地域の宝物に変わるまでの過程を語りました。彼らは地元の漁業の現状や、あかもくの特性、そして地域課題について問題提起し、参加者と共に理解を深めました。特に、地域資源の認知度が都市部で低いことが引き起こす課題が共有され、参加者の関心が高まりました。

第2部:新しいアイデアを創出するワークショップ



続く第2部では、参加者があかもくの試食を行い、定番のポン酢や醤油に加え、様々な調味料と合わせて新しい料理を創出しました。あかもくを使用したさまざまなアイデアが飛び出し、例えば、摘果みかんを使ったポン酢や、ゲリラ炊飯イベントとのコラボなどが提案されました。また、自宅で手軽に楽しめるミールキットや、スープの具材など、多様なアイデアが生まれていきました。これらは全て、「あかもく」をどのように現代の食卓に届けるかという問いから生まれたものであり、参加者たちの熱気は会場全体に広がりました。

産業振興の次なるステップ



このイベントを通じて、漁師たちは都市部のニーズや味の新解釈を学ぶことができ、逆にクリエイターたちは地方資源の新たな利用方法を見出しました。これからの展望として、由良町の産業振興課や紀州あかもく会では、今回のアイデアを基にしたプロモーションや商品開発に取り組むことで、地域の魅力を全国に発信していく姿勢を見せています。

つながりの大切さ



イベントの最後には、参加者と漁師たちとの交流会が行われました。意見交換や名刺交換を通じて、地域の魅力を如何に広めるか、多くの笑いが生まれた意義深い時間となりました。漁師たちの言葉を通じて、彼らの生業にかける情熱が伝わり、地域の未来への期待が高まるひと時でした。

このように、和歌山県由良町での「あかもく」に対する新たな取組みがますます期待される中、新たな食文化が創造されることが期待されます。今後の展開に注目です。


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会社情報

会社名
渋谷スクランブルスクエア株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア15階
電話番号
03-4221-4289

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