Fusion Worldwide、東京オフィス移転と台湾オフィス開設で事業拡大
Fusion Worldwide、東京オフィス移転と台湾新オフィス開設の発表
Fusion Worldwideは、東京オフィスを移転し、新たに台湾にオフィスを設立したことを発表しました。これは、同社が日本とアジア太平洋地域でのビジネスを強化するための重要なステップです。
日本市場への進出
2022年1月に日本での事業を開始したFusion Worldwideは、わずか1年余りで急速に拠点を広げてきました。2月13日に発表された移転内容によれば、新しい東京オフィスは千代田区の鉄鋼ビルディング内に位置し、面積約244㎡となります。この移転は、営業部門や購買部門の増強に伴うもので、同社は日本市場での競争力を一層高める計画を持っています。
同社のアジア太平洋地域副社長であるマーカス・チェン氏は、「事業開始からわずか1年で、ビジネスの規模と顧客基盤が大きく拡大しました。東京オフィスの素晴らしいチームと共に、日本のお客様に高品質な調達能力とカスタマーサービスを引き続き提供していくことを目指しています」と語りました。
台湾オフィスの重要性
また、Fusion Worldwideは2月1日に台湾の信義区台北101内に初めての台湾オフィスを開設しました。台湾は半導体産業のハブとして知られており、多くのODMやメーカーの本拠地でもあります。この新たな拠点は、Fusion Worldwideのアジアにおける6番目の営業所となり、台湾のお客様やベンダーに対して質の高いサポートを提供することを目指しています。
顧客第一の姿勢
Fusion Worldwideは、顧客に最高のサービスを提供することを重要視しています。東京オフィスの移転や台湾オフィスの開設は、アジア太平洋地域全体での顧客体験を向上させるための取り組みの一環です。
Fusion Worldwideの目指す未来
同社は、この20年以上にわたり、サプライチェーンに貢献し様々な分野の顧客に包括的なソリューションを提供してきました。市場トレンドデータベースやオンラインマーケットプレイス、テストプラットフォームへの継続的な投資により、独自の付加価値を提供していくことに力を入れています。
2022年には、シンガポールの最大手電子機器検査会社であるプロセミを買収し、品質保証の能力を高めることで、顧客に対しワンストップで即使用可能な製品を提供する体制を整えました。現在、Fusion Worldwideはアメリカ、ヨーロッパ、アジアに18のオフィスを構え、550人以上の従業員を擁する規模へと成長しており、27億ドルのグローバル企業となっています。
今後のFusion Worldwideの動向には、さらなる発展と成長が期待されており、アジアにおける市場での足場を一層強固にしていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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Fusion Trade Inc
- 住所
- 10 Fan Pier Boulevard 5th floor Boston, MA 02210
- 電話番号
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