「COGY」が銅賞受賞
2017-06-22 09:00:09

カンヌライオンズでTESS社の「COGY」が銅賞を受賞!革新的な車いすの評価

COGYがカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルで受賞



今年の6月、フランス・カンヌで開催されたカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルにおいて、TESS社の「COGY」がプロダクトデザイン部門で銅賞を受賞しました。このフェスティバルは、世界中の広告とコミュニケーションを讃える場であり、約90の国と地域から40,000を超える作品がエントリーされる、日本国内初となる快挙です。

COGYの設立とその意義



「COGY」は、足に不自由を持つ方々が自らペダルを漕いで移動できる世界初の車いすです。四肢麻痺やパーキンソン病を抱える利用者でも、足を少しでも動かす能力があれば、この製品を使って自律的に移動することが可能になります。この素晴らしいアイデアは、2015年からTBWA\HAKUHODOのチームによって開発されました。

このプロダクトは、利用者の生活の質を向上させるだけでなく、社会全体に対してもポジティブな影響を与えることが評価されました。COGYは、単なる移動手段にとどまらず、利用者が自分のスピードで周囲と交わり、自己実現を促進する強力なツールです。

COGYの特徴と機能



COGYは、東北大学大学院医学系研究科の半田康延博士グループによって開発され、特に歩行が困難な方々のために設計されています。 ペダルをこぐことでスピードが出るため、少しの体力のある方も自立した移動が実現できます。特筆すべきは、ペダルを回しながらハンドルを操作することで、狭いスペースでもスムーズに方向転換ができる点です。

この革新的なデザインにより、利用者は狭いエレベーター内でも自由に向きを変えることができ、より快適な移動体験を提供されます。COGYのユニークな特性と、社会に与えるインパクトは、その受賞にふさわしいものであると言えます。

プロジェクト推進者たち



COGYの開発には、マーケティングやクリエイティブ分野での豊富な経験を持つ三浦崇宏氏が深く関与しています。彼は電通・博報堂を経て独立し、The Breakthrough Company GOを設立。今回の受賞に至るまで留まることなく新たな挑戦を続けています。

彼とチームは、事業の成長を支援し続けることで、重要な社会問題に対しても解決策を模索しています。COGYは、そんな彼のクリエイティブなアプローチの集大成でもあります。

COGYの未来



COGYは、今後もさらなる進化を遂げ、より多くの利用者が自立した生活を送れる手助けしていくことでしょう。TESS社とそのチームは、このプロダクトが日本国内外での利用が進むことで、インクルーシブな社会の実現に貢献することを目指しています。改めて、COGYの公式サイト(COGY公式サイト)で新たな情報をチェックしてみてください。

私たちは、この革新的なプロダクトとその背後にいるクリエイティブな頭脳に注目し、今後の展開に期待しています。

会社情報

会社名
株式会社GO
住所
東京都港区六本木3-17-10ROPPONGI DUPLEX TOWER 2F
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。